時代劇とゾンビの融合は新鮮だが、どこかで見たような『猖獗(原題:창궐)』
2018年10月18日

ゾンビ映画が伸び悩んでいた韓国は2016年に公開された『新感染 ファイナル・エクスプレス』以後、一躍独創的なゾンビ作品を生み出す国として浮上した。
NAVERに連載されたWEBTOON漫画の同名作品をスクリーンに移した新作映画『猖獗』は、朝鮮末期を背景に時代劇とゾンビを融合した作品だ。テーマ自体が新鮮な上に、韓国を代表するイケメン俳優チャン・ドンゴンとヒョンビンがW主演を務め、映画ファンの期待を大いに盛り上げた。
しかし、映画はどこかで見たような設定とシーンでスクリーンを埋め合わせていて、“朝鮮×ゾンビ”というテーマの新鮮さも既視感に埋もれて色褪せてしまっている。
もちろん、イケメンで剣術にも長けた主人公とカリスマ溢れる格好良い悪役が登場し、なだれ込むように押し寄せてくるゾンビの群れとの格闘シーンを存分に見せてくれるなど、商業娯楽映画の本分は全うしたと言える。
この映画は幼少期に清に渡り、清の文物を身につけた朝鮮の第二王子イ・チョン(ヒョンビン)と、どんな状況でも野心を捨てない悪の化身キム・チャジュン(チャン・ドンゴン)の対決を描いた作品だ。
イ・チョンは兄である世子(キム・テウ)が自決したことで朝鮮に戻ってくるが、朝鮮は夜にだけ活動する正体不明のヤグィ(夜鬼)の存在で亡国の危機に直面していた…。
約170億ウォンの制作費が投入された映画『猖獗』は25日に19ヶ国で同時公開され、15歳以上が観覧可能だ。
