映画『僕の特別な兄弟』出演 イ・グァンス、「演技との境界線を守るために努力した」

2019年04月25日

イ・グァンスは本業である俳優よりタレントとして広く知られているが、演技派俳優の一人である。ドラマ「アントラージュ~スターの華麗なる人生~」「ココロの声」「花郎<ファラン>」「Live」や映画『探偵なふたり:リターンズ』などを通じ、大小さまざまなキャラクターを演じてきた。

 

来月1日に公開予定のユク・サンヒョ監督新作映画『僕の特別な兄弟(原題:나의 특별한 형제)』は、'俳優 イ・グァンス'を大衆にアピールする作品になりそうだ。

 

彼は5歳児の知能を持つ知的障害者、ドングを演じる。養護施設で一緒に育った身体障害者の兄セハだけを見守る'兄想い'の弟だ。ドングは兄の手足となり、セハはドングの知力となって幸せに暮らしていたが、世間は二人を引き裂こうとする。

 

イ・グァンスは純粋な性格のドング役を真心込めて表現した。'演技の神'と呼ばれるシン・ハギュンにも引けを取らない。

 

今月24日にインタビューを行った際、イ・グァンスは「私はバラエティ番組に出演しているので今回のようなキャラクターを演じると戯画化してみえないか心配だった」「しかしそんな心配をしてこの作品を断ったら後悔しそうだったので出演を決意した」と語った。

 

彼は「台本を読みながら泣いた。私が感じた感情を皆さんに伝えたかった」とコメント。

 

また「皆さんが映画を鑑賞し、家族や恋人、友達など周りの人への大切さ、その人たちが自分の側にいる事が当たり前ではないことを感じていただけたら嬉しい。また障害を持つ方々に対して、更に多くの関心を持っていただきたい」と述べた。

 

イ・グァンスが最も気をつけた点は演技との境界線を守ることだった。「面白い人という私のイメージは長所である反面、短所でもある。私が少し面白いことを言っただけで楽しんでくださるが、そこで少しやりすぎると過剰だと思われてしまうので、その境界線を守るために努力した」と語った。

 

イ・グァンスにとってバラエティでのイメージは「薬であり毒」である。彼は「私がこの場にいるのは今出演中のバラエティ番組のおかげだ。その番組が無かったら、今回の映画に出演する機会すら無かったと思う」とし「26歳の頃から出演しているが、現在に至るまで出演することができ、有り難い」と語った。

 

しかし「バラエティ番組のイメージのせいで、私が出演する作品に感情移入できないと仰る方も多い」とした上で「私がそのような方々の考えを全て変える事はできないのでベストを尽くして演じるのみ」と微笑んだ。

 

イ・グァンスはバラエティ番組の影響でベトナムなどのアジアで韓流スターとして名を馳せ、'アジアプリンス'というニックネームも付けられている。今回の作品が、韓国での上映に先立ち今月27日ベトナムで上映会を開くのも、イ・グァンスの人気がある程度反映されているという。

 

彼は「私のイメージは親近感があって気を使わないので、海外の方も好んでくださるようだ」と語った。

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