キム・ヘジャ「“マザー”発言に波紋…記憶違い、ポン監督に申し訳ない」

2019年06月06日

俳優のキム・ヘジャ(78)が少し前、映画『マザー【母なる証明】(原題:마더)』(ポン・ジュノ監督)の観客との対話(スターチェアー:映画の観客と共に映画を観覧し、話合うイベント)で発した発言が一足遅れて波紋を呼び、「記憶に少し間違いがあった」と5日、釈明した。

キム・ヘジャは先月9日の行事で『マザー【母なる証明】』出演裏話を上げながら「(映画で)ウォンビンさん(ドジュン役)がジングさん(ジテ役)に“ママと寝る”と言って寝るのだが、突然私の胸を触った」と話した。

続いて「(台本に)胸を触るというのは無いので、何か理由があるのだろうとじっとしていた。終わってからポン監督が触れと言ったと聞いた」と述べた。当時現場にいたポン監督は驚いた表情を浮かべた。

一部のマスコミは該当の発言を抜粋して「女優と相談なしに撮影した」と伝え、ポン監督の性認識に問題があるとの指摘が出たと報道した。

しかし、キム・ヘジャは、該当発言前に「笑い話」と前置きし、問題発言後には、「この映画には幾重にも悲劇のようなものが隠されている。当時、そのような形で映画を作る人はいなかった」とポン監督を褒めた。

『寄生虫(原題:기생충)』の制作会社は、波紋が拡散するやいなや、5日資料を出し「キム・ヘジャ本人に確認したところ、本人の記憶違いがあったと言っていた」と伝えた。

これによるとキム・ヘジャは「考えてみたら、撮影前にポン監督が“ドジュンがママの胸に手をあてるかもしれない”と言い、私は“どうってことない。未熟な息子が母の胸を触って寝ることもあるでしょう”と言った」と釈明した。

またキム・ヘジャはポン監督と撮影前に、撮影内容に対する相談をした後、進めたと説明した。

キム・ヘジャは、「該当シーンを撮影するとき、子どもに何かあったら、いつでも飛び出していかないといけないからと靴下も脱がなかった。そのような母の心で演技したのに、このように誤解した自分がポン監督に対してとても申し訳なく、この状況が恐ろしい」と付け加えた。ポン監督は「当時、キム・ヘジャさんがきまり悪くなるかもと、キム・ヘジャさんの誤解であることには触れなかった」と釈明した。

『マザー【母なる証明】』(2009)は世間ずれした息子“ドジュン”(ウォンビン)が地元で少女殺害事件の犯人として仕立て上げられてしまい、真犯人を探すための死闘に乗り出す母(キム・ヘジャ)の話を描いた作品だ。

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