高く評価される韓国型シリーズ映画
2019年07月04日

9年ぶりに帰ってきた『トイ・ストーリー』シリーズの4作目が大ヒットを飛ばし、劇場界を掌握している。
今年4月には『アベンジャーズ』の最終シリーズが再び観客1000万名を突破し話題になった。
このようにハリウッドの数多くのシリーズ映画は、長い間観客に愛され続けている。
韓国内にも大衆を魅了した映画がシリーズで制作されている。
『大変な結婚』、『マイ・ボスマイ・ヒーロー』、『花嫁はギャングスター』の共通点は、まさに2000年代前半、観客の大きな愛を受けたシリーズ映画という点だ。
特に『大変な結婚』は、2002年から10年間でなんと計5本のシリーズを出した。
そして、2001年から2007年まで計3本のシリーズを出した『マイ・ボスマイ・ヒーロー』は、別名“暴力団コメディ”ジャンルで韓国映画界を席巻した。
熱血刑事“カン・チョルジュン”をメインとした犯罪アクション映画「カン・チョルジュン 公共の敵」シリーズの登場は、新しい韓国型シリーズの誕生を知らせたりもした。
2010年以降、韓国型シリーズ映画はハリウッドシリーズの勢いに押され、一時低迷しているかのように見えた。
しかし、2017年末、韓国型ファンタジー映画が登場し、観客の視線を掴むことに成功した。
同名のデジタルコミックをスクリーンで再誕生させた映画『神と共に』シリーズだ。
しかし、原作の高い人気とは別に、ハリウッドに比較される韓国内制作環境のせいで、観客は映画化される同作品対して特別な期待をしていなかったのは事実だ。
このような懸念とは異なり、映画は公開直後ものすごいスピードでヒットし、観客1千万人を軽く超えた。
それだけでなく、時間を置いて公開されたパート2まで大成功をおさめ、パート1、パート2合わせて2,600万人の観客を動員した。
このようにシリーズ映画は、多様なジャンルとストーリーで劇場を掌握してきた。
2014年、実に1760万人の観客を動員し、韓国映画の興行順位で不動の1位を守った『バトル・オーシャン 海上決戦』は、もともとイ・スンシン将軍の3部作で企画された作品だ。演出したキム・ハンミン監督が再びメガホンを取り『閑散(原題:한산)』と『露梁(原題:노량)』2本を同時に制作する予定だという。
40代のイ・スンシン将軍にはパク・ヘイルが有力候補に上がっている。
昨年、680万人の観客を動員した映画『犯罪都市』もシリーズ制作を確定した。
この作品は、R指定があったにも関わらず、700万人近い観客を動員し、大きな成功をおさめた。
それだけでなく、「チン・ソンギュ」という映画界のニューフェイスを発掘したりもした。
今回制作された続編はR15指定を目標に、マ・ドンソクの痛快なアクションをさらに多くの観客が楽しむことができるようにする予定だ。
ハリウッドに負けない多様な試みとして、シリーズ映画を続けてきた韓国映画界!
これからまたどんなシリーズの映画が観客を訪れるのか期待したい。
