『妓房の郎子』チョン・ソミン「時代をリードする人物に惹かれた」
2019年07月04日

女優チョン・ソミン(30)が映画『妓房の郎子(原題:기방도령)』で時代劇に初挑戦する。
『妓房の郎子』は朝鮮時代、廃業危機の妓房“ヨンプンガク”を再生させるために、朝鮮初の男妓生になる“ホセク”の話を描くコミック時代劇だ。チョン・ソミンは身分制度と男女差別を不当に思う良家の箱入り娘“へウォン”を演じた。
4日、ソウルの鍾路区で会ったチョン・ソミンは「へウォンの朝鮮時代の女性らしくない姿に惹かれた」と初の時代劇で同作を選んだ理由を明らかにした。
「時代劇初挑戦なので、はじめは心配もした。時代劇の話し方などを恐れず、へウォンという人物に近づくことに集中した。『妓房の郎子』で、出だしが良かったので、今後いつでもまた時代劇をやることができると思う」
へウォンという人物を、より深く理解するために、チョン・ソミンは映画には出てこない彼女の過去を作った。
「生まれ育ってきた時間がこの人を作ったはずだが、台本にはある時点だけ出ている。すぐにセリフを覚えるよりも見えない部分を埋めていくことがいつも課題だ。へウォンが兄と二人きりで残されたのは、両親が亡くなったからだろうし、気性は良家らしからず、施すことが好きだった両親から受け継いだのではないかと思った。このようにへウォンを作りだした」
チョン・ソミンは「へウォンが主体的な女性という点をあらわにするセリフは編集され、映画の中の他の人物が見るへウォンだけが説明された」と付け加えた。
主人公“ホセク”は、このようなへウォンの姿に一目惚れし、へウォンも彼に惹かれる。二人の愛のストーリーは、劇を引っ張っていく大きな軸だ。
「良家に対する反感があるホセクは、似た考え方を持つへウォンに大きな魅力を感じただろうし、へウォンは自由に飛ぶ鳥のようなホセクに憧れたと思う。“私も一度そのように生きてみれるかな”と」
パートナー俳優とぴったりの呼吸を見せてくれた前作同様に、ホセク役のジュノと素敵なロマンス演技を見せてくれた事には「常に心を開いて相手の長所を見ようと努力する。お互い大切にする気持ちがあるからこそ、良い呼吸が生まれるようだ。特にジュノさんとは同い年なので、撮影した後も良い友達になった」と笑った。
2010年SBS TVドラマ「悪い男(原題:나쁜 남자)」でデビューしたチョン・ソミンは、これまで映画『二十歳(原題:스물)」(2015)、『パパは娘(原題:아빠는 딸)』(2017)とドラマ「イタズラなKiss」(2010)、「私たち結婚できるかな?」(2012~2013)などに出演した。
彼女はこれまでの演技生活を「他の人を理解する過程」と振り返った。
「私は演技を9年ほどしたが、その間に相手をさらによく理解するようになったと思う。演技は人を知り、理解する過程と似ているので」
チョン・ソミンは最近、YouTubeの放送を開始し、バラエティ出演も決定するなど活動の幅を広げている。
「YouTubeは今年初めからやらなければと思っていた。さらに遅れるとできそうになかった。ファンたちと繋がる良い機会でもある」
