シン・ジュンヒョン、「栄光のギターで20年間研究を重ねてきた奏法を披露する」

2019年07月09日

最高の栄光を享受したギタリストとして“役目を果たさなければならない”という責任感、“レジェンド”階級にも関わらず“世間の評価を受ける”というプライドが同時に込められていた。

 

‘ロックの父‘でギタリストのシン・ジュンヒョンが今月15日、「献呈ギター記念アルバム」をリリースする。2005年にリリースしたアルバム「都市鶴」と「安着」以降、14年ぶりとなるアルバムだ。

 

彼は2009年にアメリカのギター専門会社Fenderからアジアミュージシャンとして史上初めて全世界6番目のギターを献呈された。1950年代中盤に米軍第8軍のオーディションで見たFenderのギターにずっと憧れていた彼が、たった一人のマスター・ビルダーが制作したオーダーメイドのFenderギターを腕に抱くめでたい出来事だった。

 

2006年12月に引退公演を行った彼が再びステージに上がったのも、そのギターを献呈された事がきっかけだった。

 

当時、彼は「献呈されたギターは、演奏する感情通りに繊細に音を受け入れるので、本当に素晴らしいと感じた」とし「神様が助けてくれないと手に入れることが難しいギターを、家の壁に飾るのは天の意思ではないと思った」と語った。残りの人生をFenderのギターに合うギター音楽を作りたいということに重点を置いた。

 

その願いは10年が経ち、アルバムとして実を結んだ。

 

このアルバムには彼の3人の息子であるシン・デチョル、シン・ユンチョル、シン・ソクチョルが参加した。シン・ジュンヒョンはこれまで息子らと一緒に公演を行ったことはあるが、親子そろってレコーディングしたのは初めてだ。

 

韓国トップクラスのギタリストである長男シン・デチョルと次男シン・ユンチョルは今回、それぞれベースとキーボードの担当をチェンジして演奏を行い、三男のシン・ソクチョルはドラムを担当した。シン・デチョルは2曲のみ参加し、残りの6曲はシン・ユンチョルのソウル電子音楽団の同僚であるイ・ボンジュンがベースを担当した。

 

8曲が収録された今回のアルバムには「愛してください(原題: 사랑해줘요)」と「あの日々(原題: 그날들)」など新曲2曲が収録された。6曲は過去シン・ジュンヒョンが加入していたバンドの曲や、彼が作曲し彼の‘師団’歌手らが歌った曲などが収録されている。

 

1955年に17歳で米軍第8軍部隊のギタリストとして活動を始めたシン・ジュンヒョンは、1958年、韓国初のギターソロアルバム「Hicky Shin's Guitar Melody」をリリースした。1962年には韓国初のロックンロールバンド「Add 4」を結成するなど、韓国ロックの立役者となった人物である。

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