「もうやめて…」スターたちの消したい過去トーク
2019年08月23日

誰しも生きながら経験したことの中に消したい記憶が一つくらいあるだろう。
カンペキに見えたスターたちも必ず隠したいことがあるようだ。
ただ笑うわけにはいかない過去の経験を、今だからこそすっきり打ち明けたスターたちの事情を見てみよう。
ドラマ「SKYキャッスル」以後、各種映画の主演クラスにキャスティングされ株を上げているキム·ソヒョン。
冷淡な入試コーディネーター役をカンペキに演じたキム・ソヒョンは一つ恐れていることがあるという。
彼女は「ドラマ『妻の誘惑』があったからこそキム・ソヒョンとしてやってこれた。ただとにかくあのドラマの後は1、2年間作品と出会うのが難しかった。当時仕事をともにしていたマネージャーさえも『仕事がやりにくい』と言っていた」と振り返る。
キム・ソヒョンの無名時代を一気に吹き飛ばしてくれたドラマ「妻の誘惑」の中のキャラクターのシン・エリ。
強烈な悪女の演技で視聴者を魅了したが、そんなイメージのおかげで、かえって仕事が途切れてしまったそうだ。
彼女は「『妻の誘惑』が終了し、私も変なうぬぼれのようなものがあった。『このままCMも殺到するだろう、私は主演だし』などと言いながら。そして3カ月が経った私には何もなかった」と語る。
そのためシンドローム級の人気を集めた「SKYキャッスル」終了後も一人で不安だったそうだ。
再び人気を集めた彼女だが「素直に感じることができなかった。それが…」とツラかった過去が思い浮かんだのか、インタビューの途中にも涙を見せてしまう。
そして「楽しまなければならないときに楽しめなかった。いずれにせよ楽しむべきだったのに。トラウマが大きくて、実は今もその当時へ何度もフラッシュバックしてしまう。実感が湧かないのではなく、考えたくないだけ」と振り返る。
これからは過去の傷あとをなくし、さまざまな作品で彼女に出会いたい。
そうかと思えば、ちょっと荒唐無稽な経験をしたという歌手のキム・ギョンホは、「家の前にある銭湯に行く時なんて、住民登録証を持って行く人はいないでしょう?」と問いかける。
その“現場”は他でもない銭湯だった。
「警察2人が来たのだが、なぜなら『様子のおかしい女性がお風呂に入って来ている』とあるおじいさんが通報をしてしまったから…」
キム・ギョンホの後ろ姿を見て驚いたおじいさん。
彼のサラサラの髪を見て女性と勘違いし、このような事態が起こったというわけだ。
キム・ギョンホは「それ以来、私は一度も銭湯に行ったことがない。精神的な衝撃が強くて…」と振り返った。
もうそろそろ、一度くらい勇気を出して銭湯に行ってみることができるのではないだろうか。
90年代後半に歌謡界を席巻したチョ・ソンモも笑えない黒歴史を持ったスターの1人だ。
“僕は君が好き。君も僕が好き?君を噛んであげたい…”
こんなセリフで数多くのパロディーを生み出した梅ドリンクのCMを撮ったチョ・ソンモはその後、商品名から“チョメシル”というニックネームが付けられた。
彼は「当時は水の次に私たちがたくさん飲むドリンクはコーラだったと思うが、そのコーラの売れ行きを抜くほどの商品だった」と語る。
女心を捕らえて途方もない売り上げを伸ばしたが、少々イタいセリフと誇張されたジェスチャーのため、一部の男性たちの嫉妬じみた嘲笑ではない、皮肉な笑いも避けられなかった。
彼は「男性の方々、私も同じように感じる。たまたま誰かが『ソンモさん、CM良かったよ』という話を持ち出すと男性の方々はぎょっとする。今もそうだ」と続ける。
多くの悩みの末、イメージチェンジに挑戦したチョ·ソンモだが「あのCMを撮った後『イメージを変えなければ』と思って新曲『I Swear』を発表した」と経緯を述べた。
しかしこのような努力にもかかわらず、一部のアンチファンの非難が続くと思いもしない“緑色アレルギー”が生じてしまった。
そして「緑色の照明は付けさせない。緑色の前で、知らないうちに自然を前にしても写真を撮らなくなり、衣装も私のスタイリストが緑色系のどんなにステキな服を持って来ても『これを着なければいけないのか』と断った」と裏話を明かした。
当時、チョ·ソンモのファンカフェでは禁止用語ができるほどだったそうだ。
チョ・ソンモは「梅という単語や緑という単語は暗黙的に禁止だった」と当時の影響力を伝えた。
また、最近“トロット界のBTS”と呼ばれ、全国のイベントの舞台を席巻しているチャン・ミノは、「キャッチフレーズを誰かが作ってくれることだけを待っていると、BTSという呼び方を奪われそうで…」と明かす。
“トロット界のBTS”はお笑いタレントのユ・ジェソクが名づけたそうだ。
人並みはずれた話術とビジュアルのおかげで、全国のお母さんたちの愛を独り占めしている。
彼は「『ミノさん結婚は?』と聞かれたので『私はまだ』と答えたら、『だったら、私はどう?』と…」とエピソードを明かす。
数多くの舞台に上るチャン・ミノが公演前、忘れずにチェックすることが一つあるそうだ。
彼は「公演の後、舞台から客席に下りたときにファンの1人が『王子様、ジッパーが開いてる…』と。完全に開いていた。もうそれがトラウマで。それで舞台に上がる前に必ず一度ジッパーを引き上げる」と述べる。
しかし今回はこの癖のせいで予想できなかった映像ができたようだ。
チャン・ミノは「私は舞台の裏でやっていると思っていたが、それ以来すべての映像で、舞台の中央に向かいながらジッパー上げていた」と笑いを誘った。
これからは必ず舞台裏で衣装をチェックしないといけないようだ。
スターたちを泣かせて笑わせたエピソードの数々。
過去の記憶は遠くに飛ばして、現在を楽しんでみるのはいかがだろうか。
