「演技力の議論はNO!」 俳優として認められた歌手たち
2019年09月05日

「演技ドル」という言葉がある。
アイドル歌手としてデビューした後、俳優として活動する歌手たちを指す言葉だ。
実力議論に度々巻き込まれた過去とは異なり、最近では堅固な演技力を認められている歌手が増えている。
お茶の間はもちろん、スクリーンまで掌握した「演技ドル」の活躍を紹介したい。
営業1000年目のホテルをめぐる奇妙な話を扱ったドラマ「ホテルデルーナ(原題:호텔 델루나)」。
歌手兼女優のIUがホテルの社長チャン・マンウォル役を担い、ドラマを牽引していく。
派手なファッションと同様に、感情の起伏が激しいチャン・マンウォルを立体的に演じて好評を得た。
実力派歌手というタイトルのほか、演技派女優という呼称まで受けるようになったIU、その始まりは、2011年に遡る。
IUの演技デビュー作であるKBSドラマ「ドリームハイ」!
劇中IUは、太っていたが、ダイエットに成功するというキャラクターを演じるため、5時間ほどかかる特殊メイクまでしなければならなかった。
以降、歌手出身の役者としては珍しく、週末ドラマの主人公まで担うようになった。
まさに2013年に放送された「最高だ、イ・スンシン(原題:최고다 이순신)」だ。
当時、自分を捨てた実の母親に向けたIUの切ない涙の演技に、共に胸を痛めた視聴者も多かった。
以後IUは「プロデューサー(原題:프로듀사)」、「マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~」など出演する作品ごとに高い視聴率を記録し、トップ女優として完全に定着した。
IUのようにお茶の間で活躍する歌手出身の女優は、最近のKBSドラマでも見る事ができる。
水木ドラマ「ジャスティス(原題:저스티스)」で正義の検事ソ・ヨナ役を担い、熱演中のナナだ。
ナナはユイと共にガールズグループAFTERSCHOOLのメンバーとして活動した。
「ジャスティス」のソン・ヒョンジュ、チェ・ジニョクだけでなく、チョン・ドヨン、ヒョンビン、ユ・ジテなどそうそうたる俳優たちと共演してきたナナ。
彼女は、先輩たちの応援を受けて、自信を持つようになったと言う。
ガールズグループI.O.I出身であり、gugudanのメンバーであるキム・セジョンも月火ドラマ「君の歌を聴かせて(原題:너의 노래를 들려줘)」に出演中だ。
ドラマの中で、コメディとロマンス、スリラーなど様々なジャンルの演技を見せているキム・セジョン。
しかし、新人賞を獲得したドラマ「学校2017(原題:‘학교 2017)」以降、2回目の出演となる作品に対してプレッシャーが大きかったと言う。
歌手の変身はスクリーンでも見る事ができる。
今年の夏、最高のヒット作『EXIT(原題:엑시트)』と、700万人の観客を遥かに超えた『コンフィデンシャル/共助』を通して映画界の次世代女優となったユナ!
少女時代のメンバーとして活動していた時は見ることができなかった、リアルかつコミカルな演技でこれまでとは全く違う魅力を見せてくれた。
現在軍服務中のボーイズグループEXOのメンバー、ディオことド・ギョンスもスクリーンで格別な演技力を認められた歌手だ。
韓国で累計2700万人を動員したシリーズ映画『神と共に』はもちろんのこと、4年間の出演作品だけでなんと7本に達するほど、映画界で最も注目されている俳優の一人だ。
「演技」という新しい分野に挑戦し、俳優として認められた歌手たち。
今日紹介した歌手に続く、新しい「演技ドル」は誰になるのだろうか。
