『Our Body』主演チェ・ヒソ、「8年間の無名時代、演技の栄養となった」

2019年09月24日

23日に鐘路(チョンノ)区 安国(アングク)洞にあるカフェで会った女優チェ・ヒソは、映画『Our Body』の主人公 チャヨンが自身と似ていると明かした。
チャヨンは8年間、試験に落ちながらも行政試験の準備をする31歳の受験生だ。彼女は、2次試験を目前に控えたある日、薄暗い部屋で一人座っているみすぼらしい自分自身と向き合う。現実の暗鬱さと未来に対する不安が自尊心さえも覆ってしまっていた時、偶然、街を走っていた同年代のヒョンジュと出会う。彼女の健康的な体に刺激されたチャヨンは、ヒョンジュに魅かれその日から走り始めることで、少しずつ自信を取り戻していく。
チェ・ヒソは「私も女優として有名になる前までの8年間、無名時代があった。誰も私を発掘してはくれず、体と精神が疲れ果てた人生だった。オーディションを一生懸命受けても、上手くいかず運は味方をしてくれなかった。私を除いた他の人は前進していき、お金を稼いでいるのに、私だけ落ちこぼれとなったようであり、またいつ私の人生が前へと進むのか分からないという不安な時代を経験したため、チャヨンの境遇に共感することができる」と語った。
2009年に映画『重量★ガールズ キングコングを持ち上げろ!』でデビューしたチェ・ヒソは、辛い無名時代でも諦めず、チャヨンのように走ってはまた走り続けてきた。
さらに彼女は「オーディションに落ちると、短編映画を作ったり、演劇をしたりと絶えず演技を続けようとした。何もせず、家に一人でいると私は廃人だと思い、何か継続する準備をした」という。
チェ・ヒソは、2016年にイ・ジュニク監督作品『空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~』で日本人 深田久美役で出演して存在感を放ち、更に『金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル)』で日本人女性 金子文子役を演じ、次世代の忠武路(映画街)の走者に浮上した。『Our Body』はチェ・ヒソの初単独主演作で、彼女が初めて演じた30代前半の‘韓国人’役だ。
劇中、チャヨンは走ることを通じて少しずつ変化していく。自信を取り戻したことはもちろん、体にも筋肉がついた。体の変化を表現するためにチェ・ヒソも撮影の1ヵ月半前からトレーニングを始め、漢江公園などで一日1時間ランニングした。ランニングの距離も少しずつ伸ばし、一度に5kmずつ走ったと語った。
チェ・ヒソは映画の後半で描かれる明るく笑うチャヨンより、前半部分で外の世界と断絶された人生を生きるチャヨンを演じるのが辛かったと語った。
「普段の私は活発で積極的な性格なのに、枯れた草花のように気が死んでいるチャヨンの姿を表現しようと一生懸命研究した。わざとレンズの厚いめがねをかけたりもした」という。
チェ・ヒソは最近、良いこと続きである。今月26日には『Our Body』が公開され、28日には一般男性と結婚式を挙げる。またハリウッドにも進出を果たす予定である。韓国系アメリカ人の女性の物語を描いたハリウッド低予算の恋愛映画に主演としてキャスティングされたのだ。映画『めぐり逢えたら(原題: Sleepless in Seattle)』などを手掛けた有名制作会社ゲイリー・フォスターが制作する作品だ。チェ・ヒソは小学生時代の5年間を日本で、高校時代はアメリカで過ごした経歴があり、日本語と英語を流暢に話せる。
チェ・ヒソは、「オーディションを通じて最終抜擢された。今後、機会があれば韓国とアメリカで活動したい」と抱負を語っている。

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