祭りの季節 「イベントの神」たち

2019年10月10日

おでかけにピッタリの秋は、「お祭りの季節」と呼ばれるほど、大学祭はもちろん、各地域の特徴を生かしたイベントがたくさん開かれる。
お祭りに欠かせないものの一つが、それを盛り上げるスターたちのステージではないだろうか。
様々なイベントの数の分だけ、様々な経験をしたスターたち。彼らのエピソードを紹介したい。
韓国全土で行われるお祭りに欠かさず登場する「イベントの女王」ホン・ジニョン。
お祭りシーズンになると、1日最大6公演を行うほど、忙しい日々を送るという。
しかし、その人気のせいで、度々お祭りの名前を忘れてしまうこともあるのだとか。
そのような時、1番目のお祭りでは“このように意味深い席に招待いただきありがとうございます”と言い、2番目は、“このような幸せな席に”、そして最後は“このような嬉しい席に”といったように言葉を使い分けると言う。
お祭りに参加した人への挨拶も年齢別に行う。
年配の人には、大きな声で、にこにこ笑いながら、大学生には、叫ぶように挨拶すると言う。
ホン・ジニョンのセンスには感嘆するしかない。
ホン・ジニョンのように秋を忙しく過ごすスターがもう1組いる。
派手な衣装と独特なステージパフォーマンスで、私たちに愉快な笑いを届けてくれる男性デュオ「NORAZO」だ。
「CIDER」、「SUPERMAN」、「鯖(原題:고등어)」など自然と肩を揺らしてしまうヒット曲を持ち、新「イベントの帝王」として愛されている。
ソウル蘆原区(ノウォング)で開かれた「NOWON MASK FESTIVAL 2019」に招待歌手として参加したNORAZOに聞いてみた。
-最近イベントの出演オファー1位に上がったが、どれくらい忙しい?
-(チョビン)「繁忙期は、1日に(出演ステージが)だいたい4ステージほどある。本当はすべてのイベントに参加して盛り上げたいが、時間がなくて残念だ」
-数多くのイベントの中でも、記憶に残るステージはある?
-(ウォンフム)「Jeju Olive Flounder Festivalがとても記憶に残っている。チョビンさんがこどもたちに“舞台に上がって思い切り遊んでいいよ”と言ったのだが、この一言で100人ほどの人が舞台に上がってきた」
やはりNORAZOが各地から呼ばれるだけのことはある。
また、人並はずれた魅力を誇る歌手ソルビは、大学祭のステージで忘れられない経験をしたと言う。
高麗大学の大学祭に参加した時の話だ。高麗大学の学祭と言えば、ライバル大学延世大学と激突するスポーツの祭典を指す。両大学は2日間にわたり、5種類のスポーツで争うのだが、高麗大学に通う学生は、この学祭を“高延戦”と呼び、延世大学に通う学生は“延高戦”と呼ぶ。
ところがソルビは、この事を知らず、この合同学祭の高麗大学のステージに立った際、「“延高戦”本当におめでとう」と言ってしまったのだ。
すると観客席からは“高延戦だ”との叫び声があがったと言う。
この日、現場にいた学生たちにとっても忘れられない学祭となったことだろう。
楽しいステージを通して共に思い出を作るスターと観客たち。
これからまたどんなスターが面白いイベントエピソードを聞かせてくれるのか期待して待ちたい。

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