「人でなくても大丈夫!」動物にも変身する俳優たち

2019年12月26日

ある時は警察になり、またある時は犯罪者にもなる。軍人、医者、学生、レストランのオーナーまで、様々な職業を行き来する人たちがいる。
まさに、映画やドラマでキャラクターに合わせて毎回変身する俳優たちだ。
映画の素材が幅広くなったぶん、今では動物役にまでチャレンジしたというスターがかなりいる。
俳優のアン・ジェホンも新作映画『傷つけない(原題:해치지않아)』で、自分自身にそっくりな動物を演じたという。
同作品は、廃業危機にある動物園で、客を集めるため、職員が動物になりすますという内容のコメディ映画だ。
この映画でアン・ジェホンは、弁護士兼動物園園長兼シロクマ役を担った。
「以前から、たびたび“シロクマに似ている”と言われていた。見た目もそうだが、寒さに強いという体質も、冷たい食べ物が好きだという点も似ていると思う」とアン・ジェホン。
そのほかにも出演俳優たち全員が、それぞれ動物役を担った。
その中でも出演俳優らが認めた「動物演技の達人」は、まさにゴリラ役を演じたキム・ソンオだった。
「ソンオさんが演じた“ゴロン(ゴリラの名前)”のたくましく、肉感的でありながらもロマンチックなあのシーンが忘れられない」とアン・ジェホン。
アン・ジェホンもキム・ソンオに負けないようキャラクター研究には精を出した。
動物ドキュメンタリーを探したり、動物の画像をたくさん見たり、監督が準備したモーション(動作)の映像を見てできるだけその動きに近づけるように心がけたという。
アン・ジェホンがシロクマを演じた一方で、少し変わった動物に変身したスターもいる。
まさに映画『突然変異(原題:돌연변이)』で、薬物実験の副作用により“魚人間”になったイ・グァンスだ。
イ・グァンスは、8kgにもなる魚のマスクをかぶるだけでなく、4時間もかかる特殊メイクを毎回行わなければならなかった。
撮影の合間は、食事をとる事も簡単ではなかったという。
共演者のパク・ボヨンは、イ・グァンスが手まで特殊メイクを施していたため、箸をうまく使えず、彼の好物である酢豚が出た際は、ただ眺めているだけだったというエピソードを明かした。
そんなパク・ボヨンは、動物に変身した俳優と共演するのは今回が初めてではない。
彼女は、映画『私のオオカミ少年』で人の手助けを受けたことがない“狼人間”を演じたソン・ジュンギと共演した。
この作品でソン・ジュンギは、その演技力を認められ、トップスターの仲間入りを果たした。
扮装でも隠せないほどの美しい容姿に、先輩俳優チャン・ヨンナムも感嘆したという。
ドラマ「椿の花咲く頃」と映画『パラサイト 半地下の家族』で熱演したイ・ジョンウンも動物役を担ったことがある俳優の一人だ。
スーパー豚“オクジャ”を救う少女“ミジャ”の旅を描いた映画『オクジャ okja』で、スーパー豚、オクジャの声を担った。
イ・ジョンウンは「豚は豚でも“スーパー豚”というので、本当に大きな動物を見ようと、様々な動物園に足を運び、観察した。約6か月間ずっとそのような生活をした」とエピソードを明かした。
今この瞬間にも作品のために努力しているすべての俳優にエールを送りたい。

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