チョン・ジュノ、出演映画『ヒットマン』を振り返り「クォン・サンウさんとは同郷なので気質が似ている」

2020年01月27日

“『ヒットマン(原題:히트맨)』は笑いを与えながらも、夢を持ちながらどこかで懸命に働く人たちの人生を描くという点で意味のある映画だ”
映画『ヒットマン』を通じて久しぶりにスクリーンに復帰した俳優チョン・ジュノは作品についてこのように述べた。
最近、ソウル鍾路区(チョンノク)三清洞(サムチョンドン)で会った彼は「『ヒットマン』は旧正月に家族、そしてすべての年齢層のさまざまな人と観ることができるそんな作品」と強調した。
『ヒットマン』は前職が国家情報院の暗殺要員がウェブコミックの作家となり1級機密を描いてしまい起こる出来事を描いた。チョン・ジュノは現在、国家情報院の対テロ情報局局長であり、過去には“悪魔教官”と呼ばれ、暗殺要員たちを育てたドクギュを演じた。
彼は「初めはシナリオを3、4回読んでも理解できなかった。マンガのようでもあり、実写とアニメーションを行き来するシナリオの構造そのものが新鮮だった。ドクギュは主人公のジュン(クォン・サンウ)をガイドしてあげる重要な人物なので、バランスを取ればキャラクターをうまく引っ張れると思った。監督の目つきが凄まじく見えたりもしたので」と笑った。
久しぶりにコメディ映画に出演した彼は「以前よりコメディの呼吸が速くなった」と分析した。
チョン・ジュノは「コメディは続けないと勘を忘れてしまい、また取り戻すまでにとても時間がかかる。新人の気持ちのように緊張している。他のジャンルも同様だ。私が『マイ・ボス マイ・ヒーロー』(2001)をやった時と今では、コメディ映画が変わった点がある。過去には役者たちのコメディ感覚と演出技法により笑わせる場面が作られていたが、今は観客が共感することができるポイントを適切に映画に差し込んでいると思う。私がそれに付いていくことができなければ、どこか孤島にひとりでいるような感じがする。後輩たちのスピードに合わせようとした」と振り返った。
ジュンを演じたクォン・サンウに対して称賛も送った。
彼はクォン・サンウのことを「同郷だからか似たような気質がある。本音をあまり言わないほうだと思う。この映画はクォン・サンウが持つ力量を最大限発揮した作品ではないかと思う。うまくやってみようとするが、うまく行かない“泣ける”男の演技で自分の魅力をうまく表現したのでは」と絶賛した。
チョン・ジュノは一部で提起されている“政治入門説”については一線を画した。
彼は「私が聞いた話だけでもすでに5選は果たしていそうだ(笑)広報大使を多くやっているからだと思う。地方には私たちのように広く知られた人たちを必要とする場所が多い。私が祭りやイベントに行きサインをして写真も撮ってあげると、本当に喜んでくださる。以前は『私も一度立候補してみようかな』という思いもあったが、今は俳優としての道を進みながら地域の要望を政治家たちに伝えることが私の役目だと思っている」と説明した。
そして彼は「それがチョン・ジュノ式の参加型の政治ではないかと思う」と笑みを浮かべた。
俳優の仕事以外にもさまざまな事業を行う彼は「事業を通じて経験したことを演技に活かせるようになった」と述べる。
最後にチョン・ジュノは「今まで10年ほど事業をやっているが、演技と事業を並行することが初めは手いっぱいだった。今はやって良かったと思う。人生の深みが分かり、これを演技にうまく取り入れるようになったので。特に今回の『ヒットマン』でそれを具現化できた」と作品への愛情を示した。

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