ポン・ジュノ監督映画『パラサイト』、北米で上映館数1000館突破
2020年01月29日

ポン・ジュノ監督による映画『パラサイト 半地下の家族(以下、パラサイト)』の北米地域の上映館数がはじめて1000館を突破した。
昨年10月11日にニューヨークやロサンゼルスの3つの上映館で先行公開して以来最多上映館数だ。
ゴールデングローブ賞をはじめとした各種北米の授賞式を総なめにし、来月9日(現地時間)のアメリカアカデミー賞の授賞式では6部門の候補に指名され口コミを集めたおかげである。
ボックスオフィス「Mojo」によると『パラサイト』の北米地域上映館は今月26日を基準に1060館と集計された。ボックスオフィスの売り上げも3091万2648ドル(約36億5000万円)に達した。これまで北米で公開された韓国映画の歴代興行収益1位の記録で、北米で披露したすべての歴代外国語映画の中で興行7位に該当する。この傾向なら6位の『アメリ』(3322万5499ドル)にもすぐに追いつく見通しだ。公開してから100日が過ぎた『パラサイト』は一時上映館数が620館まで増えたが、その後、減少傾向を見せた。しかし今月6日のゴールデングローブ授賞式に前後して上映館数が再び急激に増えている。
『パラサイト』は北米だけでなく日本でもヒットを飛ばしている。今月10日に公開され5位で出発し、先週末には4位に1ランク上昇した。配給会社ビターズ・エンドによると、国内の売り上げも10億円を突破した。これは歴代日本で公開した韓国映画の中で、興行収益7位に該当する。
『パラサイト』の海外興行はアカデミー賞の授賞式以後、さらに弾みがつく見通しだ。『パラサイト』は作品賞をはじめ監督賞・脚本賞・編集賞・美術賞・国際映画賞まで計6部門の候補に上った。国際映画賞(旧外国語映画賞)以外に1、2部門でさらに受賞する可能性も考えられる。
アカデミー賞側は28日公式SNSに「今年のオスカー候補たちをご覧ください」と“第92回アカデミー賞”の候補に上った映画人たちの写真を掲載し注目を集めた。
『パラサイト』の製作会社「Barunson E&A」のクァク・シネ代表が最前列に座り、ポン監督は右側に立ちポーズを取っている。
一方、ポン監督はアメリカのメディア「VANITY FAIR」のインタビューで「アカデミー賞で良い結果を収めなくてはいけないというプレッシャーを感じる。マウンドに強制的に立った野球選手のようだ」と打ち明けた。
彼は「精神科医から、私は不安感がひどいと言われた。社会生活が不可能なほど深刻な強迫的性向がある。しかし映画製作のおかげで生き残ることができた」と述べた。
彼はまた「妻が私の台本を初めて読む読者。毎回台本を書き終え、妻に見せるたびに怖い」と語った。
ポン監督は「映画『ほえる犬は噛まない』以来休暇を取っていない」とし「寒い天気が好きなので南極のような寒い場所に私と犬の2人だけで行きたい」という願いも明かした。
