YEZI、ボーカリストとしてカムバック…「まろやかながらもうまみのある楽曲をお届けしたい」
2020年03月05日

2015年に放送されたサバイバルオーディション番組の視聴者なら、力強いラップを披露したYEZI (26)を覚えていることだろう。しっかりとした歌唱力と「私は狂犬(I'm a crazy dog)」とはばかることなく宣言した歌詞で注目を浴びた彼女が長い空白期間を終え、ボーカリストとしてカムバックした。
最近、新しい所属事務所に移籍し、シングル「My Gravity」をリリースしたYEZIがさらなる新曲「HOME」をひっさげ4日、一指(イルジ)アートホールでショーケースを開いた。
「本当に久しぶりのステージで震える」と感想を交えながら挨拶したYEZIは「今回お見せする私の音楽と姿は、“まろやかながらもうまみのある濃い味”」だと紹介した。
ガールズグループFIESTARとしてデビューしたYEZI は、2018年のグループ解散と共に2年半というやや長い空白期間を持った。その間、ゆっくり休んだりもしたが、音楽についてたくさん悩んだりもしたという彼女。
「休みの間、自然と色々なジャンルの音楽を探し、聞くようになり、自分でも気づかなかった私の姿に気づいた。元々あった私の姿だったが、それさえも気づくことができていなかったように思う」
そのような「忘れかけていた私の姿」を探すという内容の曲が、今年1月30日にリリースされたミディアムテンポのポップバラード「My Gravity」だ。
サビで披露する伸びる高音が印象的な楽曲で、YEZIはこの日の「My Gravity」のステージでも抜群の歌唱力を誇った。ラッパーではなく、ボーカリストとしてカムバックした理由についてYEZIは「もともとラップで私の経験を表現したかったのだが、いざやってみると全て伝えきれない感じがあった」と説明した。
自身の経験を盛り込んだぶん、作詞でもたくさん悩んだという。彼女は「歌詞を完成させては全部やり直すという作業を5回ほど繰り返した」と明かした。
本日(5日)午後6時公開される新曲「HOME」でも作詞に参加した。
YEZIは新曲について「家はある人にとって帰りたい場所と言える。誰にでも頼りたい人やそういう気持ち、場所があると思う。ファンの方々やリスナーの方々が励まされたい時、誰かに頼りたいと思う時、聞いてくださると嬉しい」と説明した。
ステージ演出では傘を使った振付が目に留まった。MVでも水の上でバックダンサーたちと傘を使いながらキレのいいダンスを披露している。YEZIは水を張ったセットで5時間以上撮影したところ、足がふやけてしまったとのエピソードを笑いながら明かした。
自身の経験をためらう事なく「リアル」として発信していくビリー・アイリッシュから多くのインスピレーションを受けているというYEZIは、ニューアルバムを準備しているということも伝えた。
彼女は「振付師の方々も、すでに次のアルバムの振り付けを作ってくださった。録音もほとんど終わり、違うカラーの曲を準備している」とし「少し大げさだが、今年は休まず馬車馬のように働くつもり」と強調した。
「うまみたっぷり」でカムバックしたYEZI。これから「ガールクラッシュ」なアーティストとなっていくのだろうか。
「“狂犬(crazy dog)”の歌詞で私を知ってくださる多くの方々を決して忘れなかった。他の“うまみ”を準備してすぐ戻ってくる予定なので期待していてほしい」と笑った。
