新型コロナウイルスにより韓国音源市場も打撃、3月新曲発売が25%減…“春、まだ遠く”
2020年04月13日

大衆音楽界に新型コロナウイルス感染症の影響が続き、新規音源の発売委縮など音楽市場の低迷下が深刻化しているものと分析された。
今月12日、音楽コンテンツ流通会社「GENIE MUSIC」は今年3月の1か月間で韓国の音源発売は前年の同月に比べて25.7%減少したと発表。
2月の音源発売が前年の同期比22%下落したことより減少幅が大きくなった。
今年の第1四半期は、年末年始・旧正月連休などオフシーズンの直後に新型コロナウイルスの影響が続き、韓国の音源発売が前年の同期に比べ、28.9%減少したと集計。
韓国音楽コンテンツ産業協会が運営する「Gaon Chart」のキム・ジヌ主席研究委員も10日のコラムで、「供給減少による需要減少まで加わり、全般的な音源市場の低迷減少が現れていると判断される」と分析した。
キム委員によると「Gaon Chart」の上位400曲基準で、3月のダウンロード音源の利用料が前年の同月より40%減少し、ほぼ半分に近い数値を記録した。400位圏内のストリーミング利用料は19%下落したことが分かった。
3月にリリースした楽曲のうち、同月の「Gaon Chart」のダウンロード販売量400位圏内に入った音源は56曲で、昨年の72曲より減少したことが調査の結果、明らかになった。
キム委員は「既存の楽曲を繰り返し購入する必要がないため、新曲が発売されなければダウンロード市場は自ずと縮小される構造だ」と説明。
今年の3月には、市場売り上げを主導するほどのトップクラスの音源も例年より減ったものと分析された。
3月のリリース曲のうち、同月の「Gaon Chart」デジタル総合チャートの20位以内に入った音源は、ガールズグループITZYの「WANNABE」が唯一だった。
一方、昨年は3月に出た新曲のうち7曲が20位以内に入っている。
大衆音楽界では新型コロナウイルスの感染拡大により公演やサイン会などファンと対面する広報活動が困難を極め、歌手たちがカムバックを先送りしたことにより全般的に市場が低迷する現象が現れた。
アイドルのファンダムが牽引するパッケージ盤の総販売量は、ボーイズグループNCT 127の新曲などに支えられ、3月にも昨年の月平均とほぼ同じの216万枚(Gaon Chartの400位基準)を記録。
しかしアイドルの売り上げの大部分を占める海外ツアーが“オールストップ”しており、芸能事務所の打撃も少なくないのが現状だ。
