BTSのサムルノリやTWICEの氷モッパン…「ミュージックバンク」でしか見られない異色の1位公約たち
2020年04月15日

最近、映画やドラマの制作発表会で欠かさず登場するのが“公約”だ。俳優たちは観客がどれほど入るかを予想したり、あらかじめ最高視聴率を予測しながら破格的な公約を掲げている。
公約は歌手たちも避けて通れない道のひとつ。
今回はKBSの代表的な音楽番組「ミュージックバンク」の1位候補に上がり公約を掲げた後、実践に移した歌手たちの特別なステージを紹介しよう。
果たしてどんなユニークな公約の数々を披露したのだろうか。
全世界が注目するボーイズグループBTS(防弾少年団)。最新アルバム『MAP OF THE SOUL : 7』も好評を得ている彼らだが、昨年リリースした『MAP OF THE SOUL : PERSONA』での活動時もカムバックと同時に「ミュージックバンク」で1位を獲得した。
トロフィーを受け取りアンコールステージに乗り出した彼らは1位を取った公約として「Boy With Luv」の曲のタイトルに合わせて、詩を朗読するようにパフォーマンスをした。
ステージの中央に座り込んだJIMINが「すべてが気になる How's your day Oh tell me.」と感情を込めるような切ない表情で語り始めた。これにJ-HOPEが「Oh, yeah」と相づちを打つと、JIMINが「何、これ!」と思わず叫び場内も大爆笑。続くパートのJINもウインクをしながらその雰囲気を繋いでいく。
しかしご存知の通り、ファンの間で“伝説”と化した1位の公約ステージは他に存在する。
ヒット曲「IDOL」で1位候補に上がったBTS。MCを務めたLOVELYZのKeiから「今週1位になったらどんなセレモニーを?」と尋ねられると、JUNGKOOKは「ノリのいい『IDOL』をもっと楽しいサムルノリで表現したい」と答えた。
アフリカのリズムに日本語の「わっしょい」のような合いの手を入れた楽曲に韓国伝統音楽のリズムを載せてみようと公言したメンバーたち。
公約が功を奏して堂々と1位を手にしたBTSはさっそく“国楽バージョン”の「IDOL」を披露することに。
イントロからJ-HOPEが「さあ、楽しみましょう!」と呼び掛け、メンバー各自がジャン(銅鑼)やカンガリ(金属の打楽器)を持ち、チャング(太鼓)を首にかけて演奏を始めた。
しかしさすがBTS、ここで終わりではなかった。頭のてっぺんに長いリボンを付けた帽子を被り空中に円を描くサンモまで披露したのだ。
一丸となり雰囲気を盛り上げたメンバーたちのパフォーマンスのおかげで、「ミュージックバンク」のステージが瞬く間にタイムマシーンに乗り過去へタイムスリップしたようだった。
さて続いてガールズグループTWICEは、これまでも「ミュージックバンク」で1位候補に上がるたびに、いくつかの公約を掲げている。
その中でも視聴者たちの心を溶かした公約セレモニーがあった。
ノリのいいダンスナンバー「Dance the Night Away」で、BLACKPINKとともに1位候補になったTWICEは果たしてどのような公約を立てたのだろう。
トークタイムでチェヨンは「夏なので両頬に氷を入れてアンコールステージをする」と、7月の暑い夏にリリースした楽曲らしく、冷たい氷の“モッパン”を宣言したのだ。
見事1位を獲得した彼女たち。イントロが流れると、コップに用意していた氷を口の中に含みながら、両頬をふくらませた。見ているだけでも歯がしみてくるようだ。
両頬が膨らんでいる姿のままでパフォーマンスを続けようとするその懸命な姿に、また別の魅力が垣間見られたエピソードだった。
TWICEの氷のセレモニーのようにモッパンで1位の公約を実践したアイドルが他にも存在する。いつ見ても爽やかな魅力を誇るGFRIENDだ。
ヒット曲「SUNRISE」で1位に選ばれた後、事前に宣言した公約を実践するためにステージで“あれ”を食べ始めたメンバーたちの姿が話題となった。
果たしてどんな料理を食べたのだろうか。ユジュのパート「あの太陽よ、あなたに会えれば」の歌詞の中にそのヒントがあるそうだが…。
実はメンバーのイェリンは事前に「私たちは公約でお刺身(フェ)を食べる!」と述べていたのだ。
歌詞の中にある“太陽よ(ヘヤ)”を、発音が似ている“刺身よ(フェヤ)”に置き換えて歌い、刺身を食べながらアンコールステージを行ったのだ。
ここは音楽番組なのか、はたまた刺身屋か…チョジャン(コチュジャン酢味噌)までしっかり付けてGFRIENDのメンバーたちは1位の喜びを文字通り噛みしめながら食べていた。
サムルノリから異色のモッパンまで、それぞれ個性豊かな1位の公約ステージを披露したアイドルたち。
独特なパフォーマンスを見ることができた「ミュージックバンク」だが、今後アーティストたちからどのような公約が飛び出すのか、ますます期待が高まるばかりだ。
