映画『狩りの時間』、法廷攻防の末、合意…Netflixでの公開にゴーサイン

2020年04月17日

法廷での攻防により公開が保留されていた映画『狩りの時間(原題:사냥의 시간)』が、ついに動画配信サービス「Netflix」を通じて公開される。
この作品の海外セールス会社のコンテンツパンダは16日、「海外バイヤーたちとの再交渉を終えた後、上映禁止の仮処分を取り下げNetflixを通じて『狩りの時間』を公開することが問題にならないよう、配給会社のリトルビッグピクチャーズと合意に至った」と明らかにした。
これに先立ち『狩りの時間』は今年2月26日韓国で公開される予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で公開が無期延期となり、結局、韓国映画の新作としては初めて劇場公開をせずNetflixでの独占公開を選択した。
しかしソウル中央地裁が、コンテンツパンダがこの作品の海外配布に関し、配給会社リトルビッグピクチャーズを相手に提出した上映禁止仮処分の申請を引用したことで、作品の海外公開が不可能になった。
リトルビッグピクチャーズは“天災地変”などを理由に海外販売代行契約の解除を通知したが、コンテンツパンダはすでに30か国に作品を売り、70か国あまりと追加契約を控えている状態で、「一方的な契約解除で金銭的な損害を被ったのはもちろん、海外市場で築いてきた名声と信頼を失う危機に直面した」と訴訟を提起した。
裁判所の仮処分引用以後、両社は協議に入ったと伝えられた。
コンテンツパンダは「映画界で発生しうる不公平な事例を防止し、国際映画界で韓国映画に対する信頼を守るため最善を尽くした」とし、「『狩りの時間』の購買契約を締結した海外30か国以上の映画会社と合理的な費用で円満な合意を導き出し、このすべての過程でコンテンツパンダに対する相応な補償よりも、国際紛争を予防し、海外市場に韓国映画界が合法的かつ常識的な手続きを尊重するという点を知らせることに優先順位を置いた」と強調した。
同日、リトルビッグピクチャーズも表明を出し、合意に至ったコンテンツパンダ側に感謝と謝罪の意を表した。
リトルビッグピクチャーズは「無理な進行で『狩りの時間』の海外セールス会社として約1年間、海外販売に大きく貢献したコンテンツパンダの功労を無視して一方的な解除通知を行い、その結果海外上映禁止という法廷判決を受けた」とし、「裁判所の判決を尊重しコンテンツパンダに陳謝する」と明らかにした。
そして「この過程で報道資料およびインタビューなどを通じて確認されなかった事実に触れ、コンテンツパンダはもちろん、親会社NEWの企業価値を棄損した点について、コンテンツパンダの役職員の皆さんに謝罪する」と付け加えた。
さらに「多数の被害だけは防がなくてはいけないという趣旨で最善を尽くしたが、交渉はスムーズには行かずプロセスがはかどらなかった」とし、「『狩りの時間』が再びNetflixで公開できるよう、韓国映画産業のために個別のバイヤーたちと迅速で合理的な交渉はもちろん、最小限の費用で円満な合意に至るよう配慮したコンテンツパンダに心から感謝申し上げる」と伝えた。
そして「混乱と騒動に配給会社としてお詫びの気持ちと責任を感じる」とし、「『狩りの時間』だけは貴重な作品としてご覧になってほしい」と強調した。
Netflixは「喜ばしい気持ちでニュースに接した」とし、「多くの方が待ってくださった『狩りの時間』を全世界のファンたちに披露できるよう、近いうちに新しい日程共有する」と伝えた。

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