イ・サンミン、音楽バラエティ「楽人伝」で20年ぶりにミュージシャン復帰…過去のスカウト秘話などを明かす
2020年04月28日

バラエティ番組で縦横無尽に活動を繰り広げるイ・サンミンの本業は、男女ユニットRoo'Ra出身の歌手であり音楽プロデューサーだという事実をご存知だろうか。
今回イ・サンミンは、KBSの新しい土曜バラエティ番組「楽人伝(原題:악인전)」でミュージシャンとして登場する。
最近、同番組の収録を控えた彼にさまざまな話を聞く機会があったが、テレビで見かけるお茶目っ気たっぷりな様子はなく音楽に対する真摯な姿勢がとても印象的だった。
まずイ・サンミンは「『楽人伝』を通じて20年ぶりにプロデューサーとしての姿をお見せすることになった。皆さんにお会いできてうれしい」と心境を明かした。
先週初回放送を迎えた「楽人伝」は、“音楽家の物語”という意味が込められている。
番組ではさまざまな分野で活動しているスターたちがフォークシンガーのソン・チャンシクやトロット歌手のソン・ガインなど、伝説のミュージシャンとともに曲の作業を行う予定だ。
しかし初回では自分と一緒に番組を進行していく実力派の歌手たちを想像していたイ・サンミンだが、実際にスタジオにスタンバイしていたメンバーはBOOMやムン・セユンといったおなじみのバラエティ番組仲間で「状況が複雑だ…」と嘆き、笑いを誘った。
イ・サンミンは「僕は本当にできれば番組だとは思わずに、実際にプロデューサーとしてアプローチしようと思った」と振り返った。
しかし番組で見せた厳しい表情はどこかバラエティを見ているようで違和感がない。本人も「厳しさが親しみに変わってしまうのが一番心配だ」とため息をついた。
今回イ・サンミンに頼もしいサポーターとして、デビュー53年目にしてリアリティ・バラエティ番組に挑戦することになったソン・チャンシクが抜擢。
イ・サンミンは「ソン・チャンシク先生は他の出演者とは異なる。新しいサウンドが作られ変化していくこの音楽の世界でも、ソン・チャンシク先生ご自身の音楽観はそのまま常に維持されてきた」と述べる。
さらに「楽器に対してもこれまで数十年間、同じ練習を繰り返されているお姿を見ると、本当にすごいとしか思えない」と付け加えた。
ソン・チャンシクの他にも、トロットの人気歌手ソン・ガインがアドバイザーとして合流し、サポートする予定だ。
さて、イ・サンミンといえばDIVAやChakraなどの人気歌手を育てたプロデューサーでもある。
彼らを見てピンと来る直感のようなものがあったのだろうか。
イ・サンミンは「ある」と即答。
彼は「Chakraのチョン・リョウォンさんは当時、狎鴎亭(アックジョン)のロデオ通りにあるゲームセンターでゲームをしていた。その後ろ姿を見て、実際にChakraのメンバーにキャスティングした」と明かした。
チョン・リョウォンはChakraとしての活動を経て、現在は女優として大活躍。イ・サンミンのおかげで人生が変わったといっても過言ではないだろう。
イ・サンミンは「本人の努力がさらに深まり、本物の役者として花開いたと思うが、その第一歩を踏み出してくれたことに感謝している」と言葉を噛みしめた。
それだけでなく男女ユニットのS#arpのメンバーは、当時は珍しかったオーディションを通じて抜擢したそうだ。
イ・サンミンは「実は僕がオーディションというシステムを最初に企画したのではないかと思っている」と前置き。
続けて「当時、STORMというアパレルブランドと僕が共同で主催したオーディションを通じてS#arpが誕生した。ソン・スンホンさんやソ・ジソブさんがモデルとして誕生したオーディションだった」と説明した。
今はバラエティなどに引っ張りだこのイ・サンミンだが、事業の失敗によりしばらく苦しい時期を過ごした時期もあった。
苦境を経験しても「これだけは失わない」という人生の哲学などはあるのだろうか。
イ・サンミンは「ひたすら踏ん張り続けていたから、このような再起のチャンスもくださったのだとプライドを失わなかったので、神様が自分を見放さなかったのだと思っている」と回答。
プライドは自尊心という言葉にも表現されるが、自分を忘れない気持ちがイ・サンミンにとって支えになったのだろう。
彼が“希望のアイコン”と呼ばれる理由がそこにある。
さらに彼は終盤、結婚についての本音も明かした。
イ・サンミンは「私はやりたいことのひとつにいつも結婚があった。これは最近になって口にも出し始めた。こうして話していると良い縁が巡ってきそうだし。良い人に出会ったらいつでも結婚したい」と笑みを浮かべた。
最後にイ・サンミンは「『楽人伝』で音楽が作られる過程そして、僕たちの話をたくさん聞いてください。一生懸命取り組むので関心を寄せてくださったらうれしい」とコメント。
イ・サンミンが番組を通じて作り上げていく音楽が、再び韓国のミュージックシーンを賑やかにさせることを期待している。
