韓国開催の映画祭、オン・オフラインで開催へ…新型コロナウイルス感染症の事態で対策作りに尽力

2020年05月29日

新型コロナウイルス感染症による不安が高まり開催方式をめぐり苦境に陥った韓国の映画祭が、各自の方式を選び開催を決定した。
多数の映画祭がオンライン中心の開催方式を選択し、オフラインでの開催を決定した映画祭は防疫と社会的距離の保持に力を入れることにした。
「第21回全州(チョンジュ)国際映画祭」は一度の延期の末に、コンペティション部門中心の無観客映画祭の方式を選び、今月28日に開幕した。
国際、韓国、韓国短編などのコンペティション部門の審査委員と招待作の監督など最少人員だけが参加する方式で開催され、一般の観客はオフライン上映館で作品を観覧することができる。
その代わりに一般観客はリアルタイムの動画サービス「wave」で出品作を有料で観覧することができる。
映画館で作品を観ることができる点、オンラインで観ることができる出品作が限られている点を補うために映画祭側は招待作180本のうち174本を上映する“長期上映会”を6月9日から9月20日まで開催することにした。
来月4日に開かれる「第8回茂朱(ムジュ)山奥映画祭」も全州映画祭と同様の方式を選択した。“無観客オンライン放送”と“オフライン劇場上映”に分けて行われる方式だ。
開幕式と野外イベントはすべて観客なしで開かれ、オンラインライブで送出される。上映作品は下半期にソウルと茂朱の映画館で上映する予定だ。
一方、今年で2回目を迎え来月18日から23日まで開かれる「平昌(ピョンチャン)国際平和映画祭」はオフライン開催を選択した。
ただ参加人員数を大幅に減らし、野外上映などを通じて社会的距離の保持を徹底的に守る方式で運営する予定だと映画祭側は強調した。
「平昌国際平和映画祭」の関係者は「都市ではない地方で開催され、マルチプレックス(多重化)ではない代案上映館で作品が上映されるので定員の半分以下に観客を大幅に減らす予定だ」とし、「招待ゲスト数も昨年の1000~1500人から今年は500人程度に半分以上減らした」と説明した。
そして「防疫専門業者を選定し、徹底的に防疫し、マスク着用の確認、発熱チェックなど基本的な事項も徹底して遵守する予定だ」と付け加えた。
新型コロナウイルス感染症により海外ゲストたちの招待も行われない。彼らが送った映像メッセージが映画上映前に代わりに観客たちと出会う。
キリスト教をテーマに行う「第17回ソウル国際愛映画祭」も、来月2日から7日までオフライン上映館である西大門区(ソデムンク)のフィルムフォーラムで開かれる。
映画祭側は「積極的な社会的・物理的距離の保持を実践する」とし、「開幕式場や上映館のフィルムフォーラムでも十分に離れて座ることができるよう座席を配置し、観覧客数を制限する。上映前と後に徹底して防疫する」と伝えた。

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