キム・ムヨル、今月4日に主演映画『侵入者』が公開…「役作りのためにわざと声を枯らして撮影した」

2020年06月03日

25年前に失踪した妹、いや、自分が妹だという女が突然現れた。すべてが怪しいこの女が現れた後から変な事件が始まり、大切な娘さえも危機に陥る。
今月4日に公開する映画『侵入者(原題:침입자)』の主人公ソジンの話だ。ソジンを演じた俳優のキム・ムヨルは観客を、映画が作り出す真実と偽り、夢と現実の混乱の中に導いていく。
今月1日にソウル・鍾路区(チョンノク)三清洞(サムチョンドン)で会ったキム・ムヨルは「ある瞬間、感情的で肉体的に疲労度が高まる人物を演じるため、声をかすれさせたほどだった」と振り返った。
キム・ムヨルは「私が監督に作品の後半部にはかすれた声でソジンを表現してみようと提案した。それで後半部の撮影がある日には、車で1人大声を出してから出た。隣でマネージャーがすごく驚くほどだった」と笑みを浮かべた。
妹の顔をした侵入者が娘に危険な存在となってからソジンの混乱は深まる。
キム・ムヨルは「ソジンが妹のユジンを疑うようになってから危機感を覚え始める。その時から体を熱くして演じた。激しく表現しようとした。父親の演技は初めてだったが、俳優としては新しい幕が開けた感じだ。父親の役を演じ、いつかはおじいさんの役も演じることになるから」と明かした。
ソジンとユジン、そして両親の関係、ソジンと妻、そして娘イェナの関係を通じて、家族の意味を問うこの作品で「反省するようになった」とキム・ムヨルは打ち明けた。
彼は「家族の間で間違っていることはないかと問いかけるようになった。質問は大げさだが答えはささいなことだ。ささいな行動を変えれば、さらによい関係の家族になるのではないかと思った」と述べた。
演出を務めたソン・ウォンピョン監督に対しては「ディテールだ」と表現した。
キム・ムヨルは「演技指導もディテールにしていただき、監督とはキャラクターに対する深みのある会話をたくさん交わした。私が見過ごした部分までも把握してくださった。全体的に作品のトーンをすべて掴んでいらっしゃったので、その中に合わせて入ることが楽しくもあり大変だった。作家でもいらっしゃるので、他の監督たちよりご自身の世界観がより明白だと思う」と説明した。
『侵入者』のようなスリラージャンルがキム・ムヨルにとって一番似合う服のようだが、今年初旬に公開した『正直な候補(原題:정직한 후보)』ではコメディ演技で、また違う魅力を見せた。
彼は「私は特定のジャンルを好むわけではない。共感できる話を持った作品に会うことが先だ。大衆が私に対して抱くイメージがあり、私はそれを破って前進するためにいつも努力している。でもこれが俳優として一番難しいことだと思う」と明かした。
公開日を3度延期した末に『侵入者』は新型コロナウイルス感染症の事態以後、初めて公開する産業映画となった。インタビューで終始黒いマスクを着用したキム・ムヨルは「多くの方が映画を観ることができたらいいが、安全と健康が最優先だ」とし、「試写会の時、1席ずつ離れて座る光景がなじみがなかった。俳優として人間同士が遠くならないようにしたい」と述べた。

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