BTS SUGAの「Daechwita」、HOT100でもランクイン…韓国ソロ歌手初の偉業

2020年06月04日

ボーイズグループBTS(防弾少年団)のSUGAが、ソロのミックステープ(非正規無料アルバム)で韓国ソロ歌手としては初となる、アメリカ・ビルボードのメインアルバムチャートとシングルチャートに同時ランクインするという偉業を成し遂げた。
SUGAの2ndミックステープ「D-2」のタイトル曲「Daechwita」は、3日(アメリカ現地時間)に発表されたビルボードのメインシングルチャート「HOT100」で76位を記録し、メインアルバムチャート「ビルボード200」では11位を記録した。
韓国ソロ歌手が「HOT100」と「ビルボード200」に同時ランクインするのは、SUGAが初めてだ。
ソロ歌手の中ではPSYが2012年、世界的にヒットした「江南スタイル」で「HOT100」の2位を記録したが、当時アルバムチャートにはランクインできなかった。
SUGAはアーティストの認知度を分析するビルボードの「アーティスト100」でも今週4位に上がった。 「デジタルソングセールス」チャートでは、今回のミックステープの収録曲全曲がランクインしており、「トップアルバムセールス」チャートでは2位に上がった。
BTSも今週、「ビルボード200」で4thフルアルバム「MAP OF THE SOUL:7」が54位、2018年に発売した「LOVE YOURSELF結Answer」が199位にランクインし、グループとソロ、それぞれのアルバムが同時にランクインした。
SUGAは先月22日、「Agust D」という名前で2ndミックステープ「D-2」をサプライズ公開した。
特に「HOT100」にランクインした「Daechwita」は韓国宮中行進音楽、大吹打(デチィダ) からモチーフを得た点が特徴だ。
大吹打は吹奏楽器と打楽器で演奏する曲という意味で、朝鮮王朝時代の君主が出かけたり、軍隊が行進したりするときの伴奏音楽として用いられる。
SUGAの「Daechwita」は、トラップビートのヒップホップに太平簫(テピョンソ/韓国伝統の管楽器)やクェングァリと呼ばれる打楽器など、韓国伝統楽器の音をつなぎ合わせ、異色のサウンドを作り出した。SUGAは「話にならないだろ 俺が犬だなんて/虎として生まれたんだ 少なくともお前のように弱くはない」など、自信あふれる歌詞を攻撃的なラップにのせて披露する。
しかし、彼はワールドスターとして成し遂げた達成感とそれに伴う虚無感に直面する。「落ちた事ない売上/我らパン・シヒョクPDは毎日ダンス」、「欲しいものはすべて手に入れた/これ以上何を手にすれば満足できるのか」というような歌詞が交差し、SUGAが眺める自身の「現在」をストレートに言葉で表現している。
時代劇のセットを背景に「伝統服を着たSUGAと現代服を着たSUGAの対決」が繰り広げられるMVも、このような主題意識と相まっている。
SUGAは、YouTubeの公式チャンネル「BANGTANTV」でこのMVについて「4年前(1stミックステープ発売当時)Agust Dが王になり、別のAugust Dがそれに挑んでいく内容」だと説明していた。

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