オンラインで開催中のカンヌ・フィルム・マーケット、『半島』など韓国映画の販売成果に注目高まる
2020年06月22日

新型コロナウイルス感染症の影響により、今年初めてオンラインでのカンヌ国際映画祭フィルムマーケットが開催中だ。
仮想ブースやビデオミーティング、オンライン上映などの方式で開かれるカンヌ・フィルム・マーケットで、韓国映画がどれほどの販売成果を上げることができるかにも注目されている。
最近イギリスの映画メディア「スクリーン・デイリー」は、今年のカンヌ・フィルム・マーケットで披露される主な韓国映画作品の数々を紹介。
今年の公式招待作であるヨン・サンホ監督の『半島(原題:반도)』やイム・サンス監督の『ヘブン:幸せの国で(原題:헤븐: 행복의 나라로)』、『ただ悪から救ってください(原題:다만 악에서 구하소서)』、『非常宣言(原題:비상선언)』、『英雄(原題:영웅)』が挙げられた。
さらに『徐福(原題:서복)』や『音もなく(原題:소리도 없이)』、『夜叉(原題:야차)』、『ジョゼ(原題:조제)』、『人質(原題:인질)』、『あの山の向こう(原題:저 산 너머)』などが含まれている。
『ただ悪から救ってください』は、最後の請負殺人ミッションのために新しい事件に巻き込まれるインナム(ファン・ジョンミン)と、彼を追う無慈悲な追撃者のレイ(イ・ジョンジェ)の凄まじい追撃と死闘を描いた追撃アクション映画。韓国では今年8月初めに公開される。
『非常宣言』はハン・ジェリム監督が演出を務めソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、パク・ヘジュンなどの豪華キャスティングを誇る。
史上初の災難状況に直面し、無条件の着陸を宣言した飛行機をめぐり巻き起こる航空災難映画だ。
一方コン・ユとパク・ボゴムが主演を務め話題になった『徐福』は、死を目前にした元情報局の要員が人類発のクローン人間とそれを手に入れようとするさまざまな勢力の追跡の中で、危険な事件に巻き込まれながら繰り広げる出来事を描いた。
『ジョゼ』は日本映画『ジョゼと虎と魚たち』をリメイクした作品で、演出はキム・ジョングァン監督、主演は女優ハン・ジミンと俳優ナム・ジュヒョクが務めた。
『あの山の向こう』は故キム・スファン枢機卿(すうききょう)の幼少時代を描いた作品で、10万人を超える観客を動員。
さらにファン・ジョンミンが主演を務めた『人質』は、何者かに拉致された有名俳優の死闘を描いた犯罪映画。ユ・アインやユ・ジェミョンが出演した『音もなく』は、犯罪組織の物語を描いている。
『夜叉』は中国の瀋陽を背景にしたスパイジャンルで、ソル・ギョングとパク・ヘスが主演を務めた。
これらの作品が昨年ほどの成果を上げることができるか、関心が集まっている。
昨年のカンヌ・フィルム・マーケットでは、韓国映画で初めてパルムドールの栄誉に輝いたポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が全世界63か国に販売された。
『パラサイト 半地下の家族』はカンヌ・フィルム・マーケットの販売実績を含め計192か国に販売され、歴代の韓国映画の販売記録で1位に上った。
韓国のある配給会社の関係者は「有名な俳優が出演したり、製作費が高く投入された作品がマーケットで関心を集めることが予想される」と伝えた。
