キム・ボラ監督作品『はちどり』、日本や北米でソールドアウトなどの好評相次ぐ…全世界59冠を記録
2020年07月13日

昨年の独立映画界でシンドロームを巻き起こしたキム・ボラ監督作品『はちどり』が海外で飛躍を遂げている。
今月10日、配給会社「at9 Film」によると先月20日に日本で公開された『はちどり』は東京のミニシアターユーロスペースで連日完売となり、上映館を拡大している。
日本最大の劇場チェーンTOHOシネマズは今月3日に上映館を3館追加し、その後30館から40館の劇場に拡大される予定。
北米ではイ・チャンドン監督作品『バーニング 劇場版』の配給を務めた「Well Go USA」を通じて、アートハウス映画配給会社「Kino Lorber」のOTTプラットフォーム「Kino Marquee」で配信されている。
新型コロナウイルス感染症により劇場が閉鎖されたアメリカでは、オンラインVODサービスが主な映画観覧チャンネルになった。
ニューヨーク・タイムズの主席評論家のマノーラ・ダージスは『はちどり』を「今週のセレクト」に選定。
「人生というものを画面に捉えるのは難しいことだ。それよりもっと難しいのは、それで観客の気持ちを動かすことだ」と絶賛した。
映画レビューサイト「インディワイヤー」の主席評論家デビッド・エーリッヒも「キム・ボラ監督のデビュー作はこれよりもっと強力なバージョンが不可能になるほど感性があり、成熟されている」と評価。
「インディワイヤー」が選ぶ「2020年最高の映画」やレビューサイト「メタクリティック」の「ベスト2020映画」などに選ばれ、海外日程をこなしているキム監督は「海外の観客が作品を観て自分の中にあるウニ(主人公)に出会い、作品に照らし合わせてくださるのが感動的だ」と感想を述べた。
1994年を背景に繰り広げられる14歳少女ウニの物語『はちどり』は最近、ロンドン東アジア映画祭の新人俳優賞やワシントンウェスト映画祭の最優秀長編監督賞、大鐘賞映画祭で新人監督賞や百想芸術大賞の監督賞、助演賞など全世界で59冠を記録した。
