シム・ウンギョン、映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は「大人が経験する成長痛」…日本からリモート会見
2020年07月21日

「ディズニーアニメに出てきそうな独特なキャラクターに惹かれた」
映画『新聞記者』で今年の日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞を獲得した女優のシム・ウンギョンが、もう一つの日本映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』で韓国の観客と会う。
今月22日に韓国公開される『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は、完全に荒みきってしまったCMディレクター砂田夕佳(夏帆)とともに、彼女の故郷に突然旅行に出かけ巻き起こる出来事を描く成長映画だ。
シム・ウンギョンは「第34回高崎映画祭」で夏帆と最優秀主演女優賞を受賞。
今月20日、日本とリモート映像を通じて韓国の記者と会ったシム・ウンギョンは「まだ受賞した実感がない。ここに甘んじることなくこれからも懸命に活動する役者になる」と話を切り出した。
シム・ウンギョンが演じる清浦あさ美はいつも明るく無邪気な人物で、夕佳が母親から実家に戻ってくるようにと電話を受けると、すぐにエンジンをかける自由さを持っている。
彼女はあさ美について「他の明るいキャラクターとは異なる、独特でファンタジーのような人物だ。ディズニーアニメにたくさん出てきそうだった。とても演じたかった」と述べた。
さらに「あさ美を演じながらアドリブをたくさん行うなど解放感を得た。そして最後にはあさ美がただ明るいキャラクターではないということを知った。それで涙が流れたこともあった」と振り返った。
この作品を「大人が経験する成長痛」と表現したシム・ウンギョン。
彼女は「子役俳優から成人した俳優に移りながら似たような感情を覚えた。何をしているのか分からなく強迫観念も感じた。今は年を取りながら自分なりにそれを消化する方法を身につけている」と打ち明けた。
『新聞記者』に続き『ブルーアワーにぶっ飛ばす』にも相次いで日本映画に出演したシム・ウンギョンは、日本での活動を始めたきっかけを明かした。
『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は公開が早かった『新聞記者』より前に撮影した作品だ。
彼女は「韓国だけではなくさまざまな国で作業してみたいという熱望があり、その中のひとつが日本だった。日本映画がとても好きで、韓国映画とは異なる色があると思った。その色を私が着てみたらどんな感じが出るのかと気になった」と述べた。
そして「日本語で意思疎通を図ることはできるが、言葉の壁ははっきり存在して、日本語の演技はいつも難しかった。今でも日本語を自然に駆使するためにレッスンを受けている」と付け加えた。
今後の活動に対しては「日韓両国で活発に活動する」と強調。
演出を務めた箱田優子監督は、この映画がデビュー作だ。今回、過去にCMディレクターとして活動していた自身の物語を映画に投影させた。
箱田監督は「私の自伝的な物語から派生した作品をこのように披露でき感謝する」と感想を伝えた。
彼女はシム・ウンギョンを清浦あさ美役にキャスティングした背景について「あさ美役を誰が演じればいいか悩んだが、シム・ウンギョンさんが日本で活動するというニュースを聞いて、『キャスティングしなくては』という思いが頭の中に閃光のように浮かんだ」と述べた。
