シン・ソユル、映画『太白拳』で初のコメディ挑戦「新人のようにエネルギッシュに演じた」

2020年08月14日

「コミカルアクションというジャンルの映画があまりなかったので挑戦してみたかった。結婚したので、人妻の役もぎこちなくないと思ったから」
女優のシン・ソユルは映画『太白拳(原題:태백권)』を選んだ理由についてこのように述べ、笑みを浮かべた。
今月20日に公開される『太白拳』は、武術“太白(テベク)拳”の伝承者が、姿を消した師兄を探すために俗世に降りてきたが、結婚して指圧院を開業することになって繰り広げられる出来事を描いたコミカルアクション映画だ。
シン・ソユルは、指圧院の室長であり、太白拳の伝承者ソンジュン(オ・ジホ)の生活力が強く推進力のある妻ボミを演じ、作品に活力を吹き込んだ。
13日午前、ソウル鍾路(チョンノ)区三清(サムチョン)洞で会ったシン・ソユルは「『太白拳』は他のアクション映画と異なり、むしろささやかな物語なので魅力的だった」とし、「男性主人公のソンジュンが、大義ではなく家族や町のために戦う姿がさらに共感できた」と述べた。
そして「シナリオを初めて受け取った時に思っていた通り、ステキな作品に仕上がった。正直に言うと初めは、“B級ピョンマッ(脈絡もなく展開をすること)”映画の感じが良かった。そういう作品をやってみたかったので。ところがオ・ジホさんがキャスティングされ、作品が作られてみると、初めて受けた印象とは違った。今のほうがもっとステキだ」と明かした。
彼女は「明るく朗らかなキャラクターはたくさん演じてきたが、コメディをしたことがなかった」としながら、「初めてなのでたくさん悩んだ」と述べた。
そして「新人の頃のようにエネルギッシュに演じたが、やりすぎではないかと心配にもなった。ボミのしっかりとした姿が描かれただけではなく、結局それも私自身の姿になったと思う。懸命に演じると言ってはいたが、その調節が容易ではなかった。監督から『ボミは逞しいけどキュートに見えなくてはいけない』と指示されたが、私はただひたすらがめつい人に見えたので」と笑顔を見せた。
シン・ソユルは2007年にデビューし、数多くの作品に出演。2012年の映画『マイPSパートナー』などで注目を集めた。最近は短編SFシリーズ「SF8」の『白いカラス(原題:하얀 까마귀)」にも出演し、現在放送中のドラマでは科学捜査隊・鑑識班の要員役を熱演中だ。そんな彼女は自身が「多くの作品で演じてきたのに、2012年のままで止まっているようだ」と打ち明けた。
そして「私は少し焦っているようだ。遅咲きで、『マイPSパートナー』などが一気にヒットして、その後“私のフィルモグラフィを発展させなくてはいけない”という焦りがあった」と語った。
そんな苦悩と焦燥感をなくすのに、結婚生活が大きな助けになった。シン・ソユルは昨年末、ミュージカル俳優のキム・ジチョルと結婚した。
彼は「夫がそばで『焦る必要はない。2人とも生涯を終えるまで演技をしていく人間だ』と励ましてくれる」と述べた。
シン・ソユルは「『太白拳』を通じてアクションに挑戦してみたいと思うようになった」と強調した。
そして「アクションが私に最も似合わないジャンルだと思う。こんなふうに意思表示をしておいてこそ、いつかできるようになるだろう。『太白拳』のようにマンガのようなアクションなら挑戦してみたい」と意欲をアピールした。

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