韓国初のジュークボックス・ミュージカル映画『人生は美しい』…リュ・スンリョン、ヨム・ジョンアら人気俳優が集結

2020年11月12日

映画『人生は美しい(原題:인생은 아름다워)』は、1970~2000年代に馴染みのある大衆音楽を素材にした、韓国初のジュークボックス・ミュージカル(既存の楽曲を使ったミュージカル、またはミュージカル映画のこと)だ。
IMF経済危機を素材とした社会派映画『国家が破産する日』を作ったチェ・グクヒ監督が演出を担い、昨年の最高ヒット作『エクストリーム・ジョブ』に出演した俳優リュ・スンリョンと映画『完璧な他人』で好演した女優ヨム・ジョンアが夫婦役で出演する。
自分に残された時間があまりない事を知った“セヨン”(ヨム・ジョンア)は、夫“ジンボン”(リュ・スンリョン)に人生最後の誕生日プレゼントとして「初恋の人を捜してほしい」と頼む。
映画は、2人がセヨンの初恋の相手“ジョンウ”を捜すため全国を渡り歩くロードムービーで、子供の頃から現在まで、彼らのストーリーにぴったりな音楽をファンタジーのように加えた。
11日、ソウルの劇場で開かれた制作報告会でチェ・グクヒ監督は「シナリオを初めて読んだ時、母と妻が思い浮かび、またジンボンとセヨンの感情にも共感を覚え大泣きした」、「特にミュージカル映画が好きだとか、必ずしてみたかったとかではなかったが、ストーリーが良かったので、演出を引き受ける事になった」と明かした。
リュ・スンリョンとヨム・ジョンアもやはり、初めて読んだ時、笑って泣いたというシナリオは、映画『完璧な他人』の脚本を手掛け、映画『エクストリーム・ジョブ』の脚色に参加したぺ・セヨン作家が書いた。
出演俳優らは劇中、シン・ジュンヒョンの「美人(原題:미인)」、イ・ムンセの「Early Morning Discount」、「Unpredictable Life」、「The Cult of Solo」、「A Sorrowful Memory」、イ・スンチョルの「眠れない夜に(原題:잠도 오지 않는 밤에)」、「Don't Tell Me Goodbye」 、イ・ジョクの 「Lie Lie Lie」、ユ・ヨルの「別れて以来(原題:이별이래)」、 Toy(トイ) の「熱いさよなら(原題:뜨거운 안녕)」など、馴染みある大衆音楽を歌い、踊る。
普段からミュージカル映画に挑戦したいという思いを寄せており、一人発声練習などをして準備していたというヨム・ジョンアは「映画のオファーを受けて、やりたいと大騒ぎした。練習した甲斐があった」と笑った。
彼女は「長い間、夢見てきただけに、きちんと引き受け、しっかりとやりたかった。そのぶん、たくさん挫折もした」とし、「ダンスで間違うことなく、私の役をやり遂げた時は、一番胸がいっぱいになった」と明かした。
リュ・スンリョンは「この場をお借りして、ボーカルの先生と振付の先生にお詫び申し上げたい」とし、「1年近く練習し、ついこの前までレコーディングしていた。少しずつ上手になり、先生たちの表情が明るくなった時が一番嬉しかった」と語った。
セヨンの初恋ジョンウ役を担い、スクリーンデビューを果たした歌手出身のオン・ソンウは 「明るく、愛らしい歌ばかりだったので、楽しくできたし、ただひたすら面白かった」とし「このために自分がダンスと歌をやってきたのかなと思うと、誇らしかった」と述べた。
子どもの頃のセヨン役でオン・ソンウと呼吸を合わせたパク・セワンは「下半身と上半身が違う動きをした」とし、「私は100%でやっているのに、振り付けの先生から“100%でやってくれ”と言われたので、ソンウさんに“90%でやってほしい”とお願いしたりもした」とのエピソードを明かした。
新型コロナウイルスの影響で、中止になったり、オンラインで行われてきた映画の制作報告会はこの日、久しぶりにオフラインで行われた。俳優たちはもちろん、監督まで映画の中の音楽を直接歌いながら、和気あいあいとした現場の雰囲気をそのまま伝えた。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事