CNBLUE、「華やかさを追い求めた20代、素朴な音楽で第2幕を開く」…新譜『RE-CODE』で新境地

2020年11月18日

“時間は本当に早いね。10年になるStory Daridiridara Du/卒業した末っ子がもう30歳になり/過去、現在、未来、Let's go”(ファンソング「Blue Stars」より)
デビュー10周年を迎えたバンドCNBLUEが“MSG(うまみ調味料)”を取り除いた素朴な音楽を引っさげてカムバックした。彼らが今月17日にリリースした8thミニアルバムのタイトルは『RE-CODE』。バンド名の“Code Name BLUE”を定義し直すという意味を盛り込んだ。
音楽的なアイデンティティの変化を予告しただけに、CNBLUEの華やかで軽快なヒット曲とは異なる淡白な楽曲をアルバムに収録した。
CNBLUEが同日オンラインで開いた音楽鑑賞会で、メインボーカルのジョン・ヨンファは、「30代のCNBLUEとして新しくスタートするという意味が強いアルバム」だと新譜を紹介した。
そして「以前は華やかな人生が好きだった。当時は、もっと若くて覇気があってキュートな音楽もたくさんやっていた。だが今は、現在の僕たちにふさわしい、伝えたいことを音楽で表現し、新しく始めるという意思が強い」と明かした。
タイトル曲はこのようなアルバムのテーマを反映した「Then, Now and Forever」。自分の元を去った人の空席の中で、残された日常を生きていく人の複雑な感情を率直に表現した。ジョン・ヨンファはこの曲をはじめ収録された5曲全曲の作詞・作曲に参加した。
ドラムのカン・ミンヒョクはこの曲を聞き「過去に感じたから、今の自分が感じることができること、今の立場にいることで考えられる未来の姿が描かれた」としながら、「『ヨンファくんがまたやってくれたんだな』と思った」と、サムズアップのポーズで手応えを伝えた。
ベースのイ・ジョンシンは「リスナーの方々が自分の過去、現在、未来をもう一度考え、見極めるような楽曲になれば幸いだ」と願いを表した。
この他にも世の中のスイッチを切りたい気持ちを歌った「Till Then」、空虚でありながらも繊細な感性が漂うR&Bナンバー「In Time」、肌寒い天気をフォークリズムに盛り込み表現した「Winter Again.」、ファンたちのためのナンバー「Blue Stars」が収録された。
収録曲は一様に刺激的なテイストがそぎ落とされ味気がないような印象を受けるが、聞けば聞くほど魅力が感じられる。「I'm a loner」、「Love Light」、「Intuition」、「LOVE」などCNBLUEのこれまでのヒット曲が、激しく熱い愛と冷たい別れを表現していたとすれば、新譜には日常で身近に聞ける軽い出来事を素材にしている。
カン・ミンヒョクはこの中でも「Blue Stars」に触れ、「僕たちの歌を聞いていた、そして僕たちと知り合ったすべての人々に聞いてもらいたい楽曲」だとし、「とても幸せな歌」だと述べた。
しかしCNBLUEはアルバムを準備する前に、さまざまな苦悩が重なった。3年8か月という若干長い空白期を経ていた上に、昨年はギタリストのイ・ジョンヒョンが脱退し、3人だけがバンドに残ることになったためだ。
イ・ジョンシンは「華やかな20代をCNBLUEとともに過ごし、30代にはまたどんな素晴らしい日々が繰り広げられるのか期待もあるし、心配にもなった」と打ち明けた。
3人はバンドがこれからどんな音楽をすべきかについて意見を交わすため、軍服務中の合間に連絡を取り、休暇の予定を合わせて会った。長い時間会話をしながら、音楽活動に対するビジョンが描かれ、ジョン・ヨンファの確固たるリーダーシップによりアルバムを作ることができたとメンバーたちは回想した。
カン・ミンヒョクは「10年という時間、僕たちがやってきた音楽を振り返りながら、これからどうするべきか苦悩すること自体がCNBLUEのアイデンティティだと思っている。楽曲を聞いてみると、とても調和してよく作られていて、ブランクが感じられない。3人の音楽を作り出せた気がして本当にうれしい」と述べた。
CNBLUEは揃って今回のアルバムが「大ヒットしてほしい」という率直な気持ちを隠さなかった。
ジョン・ヨンファは「成功したい。以前は『大ヒットさせたい』と言うとうまく行かなかった時、プライドが傷つきそうで隠していたが、今は表に出したい。本当に一生懸命作って、時間をかけた素敵な楽曲なので、多くの方に聞いていただけたら幸いだ」と明かした。
彼はさらに一歩進んで「活動して長い時間が経ってもカッコいいという声をずっと聞きたい」とし、「年を取るまでツアーを行うバンドであってほしい」と述べた。
イ・ジョンシンは「僕も同じ気持ちだ。願いがあるとしたら、時期ごとに記憶に残る歌を歌う歌手になりたい。『あー、私が2020年に “Then, Now and Forever”を聞いたな、その年末にはCNBLUEの公演に行ったっけ』と、過去のある時期を振り返る時の基準になりたい」と付け加えた。

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