コロナ禍に笑いと励ましを…新作映画『私の姉チョン・ジヒョンと私』、『Festival』 今週韓国で公開

2020年12月03日

今週も韓国では話題の映画2作品が公開を迎える。新型コロナウイルスの第3波で苦しむ人々に笑いと励ましを与えてくれる。
■『私の姉チョン・ジヒョンと私(原題:내언니전지현과 나)』
1999年、彗星の如く現れたNEXONのRPGゲーム「Elancia」のユーザーが制作した韓国初のユーザードキュメンタリー。
「Elancia」は一時、韓国で最大の利用者数を誇っていたが、2008年のアップデートを最後に、今は運営陣も開発陣も事実上、手を引いているいわゆる「滅びた」ゲームだ。
映画は、このゲームを続け、守ろうとする人々の姿を収めながら、その理由を探っていく。
仮想現実で釣り、料理、狩り、美容などをしていく中で、ユーザーは単なるゲームという考えに留まらず、愛情を注いで本物の世界を構築していった。その彼らだけの世界は、辛い学生時代に面白い友達となり、現実で挫折する時に暖かい慰めとなってくれた。そのため、「Elancia」がサービスを中断するという発表は、彼らにとっては死亡宣告も同然だった。ユーザーはゲームを守るため、NEXONに管理の継続を要請し、初期の開発者や労働組合を訪ねていく。ユーザーの懸命な取り組みにより、状況が急転していく様子をコミカルに収めた。
現代の若者の「奮闘記」として注目を集めた同作品。
パク・ユンジン監督は「やればできるという希望やこれから幸せになれるという確信のようなものを、私たちは見逃して生きているように思う。映画を通じて、もう一度その感情を抱いていただければと思う」と語った。
■『Festival(原題:잔칫날)』
無名のMC“ギョンマン”(ハ・ジュン)が父の葬儀費用を調達するため、皮肉なことに最も悲しい日に“祝宴会場”を訪れ、人々を笑わせなければならないという3日間を描いたウェルメイドドラマ。
“喪家”と“祝宴会場”の人間群像、悲喜こもごもの3日間を軽やかに温かい視線で描いた。
今年、富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭の4部門で受賞した作品。

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