オム・ジョンファ、甲状腺がんを乗り越え3年ぶりにカムバック…「『私はできる』と勇気をもらった」

2020年12月23日

何年かの間にも数多くのスターが脚光を浴び消えていく歌謡界で、27年間“韓国を代表する女性パフォーマー”の座を守ってきたオム・ジョンファが今月22日にシングルアルバムでカムバックした。
2017年に発売した10thアルバム以来、3年ぶりにリリースする今回の新曲は「Hop in(原題:虎の毛皮模様)」。
タイトルだけ聞いても、虎の毛皮模様のジャケットを着て、堂々と街を闊歩するオム・ジョンファの姿が目に浮かぶだけに、彼女にぴったりの楽曲のようだ。
オム・ジョンファは最近、書面インタビューで「まったく予想もせずに、まるでサプライズプレゼントのようにこの曲に出会った」と述べた。
バラエティ番組を通じてイ・ヒョリ(Fin.K.L.)、Jessi、MAMAMOOのファサとともにプロジェクトユニット「REFUND SISTERS」を結成したことが直接的なきっかけとなった。当時、ユニットの活動曲を決めるために、それぞれのメンバーが候補曲を1曲ずつ持ち寄ったが、その時にオム・ジョンファがメンバーたちに披露した楽曲が「Hop in」だった。
論議の末に「DON'T TOUCH ME」をリリースすることになったが、オム・ジョンファは「Hop in」に対して名残惜しさがずっと募っていたと述べた。
彼女は「夕食中にヒョリが『Hop in』が聞けば聞くほどいいと、早く作るといいと言った。結局決心して(音楽レーベルの)Amoeba Cultureにプロポーズすることになった」と語った。
また、『結果にこだわらず、楽しみながらやってください』と言ってくれたヒョリにありがとうと言いたい」と明かした。
久しぶりにカムバックする彼女のために、“超豪華な音楽軍団”が集結したことも注目を集めた。
「Hop in」はヒップホップデュオDynamic Duoのメンバーであり、Amoeba Cultureの代表でもあるゲコが作詞・作曲・プロデューサーを務めた。彼はこれに先立ち、ソーシャルメディアを通じて、「オム・ジョンファというアーティストの曲を書いたということは、僕の音楽人生に非常に大きな意味」だと感想を明かした。
オム・ジョンファは完成した曲のイントロを聞いた瞬間、たった1人だけが頭に浮かんだ。「Refund Sisters」で親交を結ぶことになったファサだ。
ファサはオム・ジョンファのリクエストでフィーチャリングに参加し、MVにも出演しながら大先輩とタッグを組んだ。
ヒップホップシーンで最もホットなアーティストの1人であるDPR LIVEも参加し、振付師のLia Kim(リア・キム)はパフォーマンスを一手に引き受け構成した。この他にもChancellorやFaddyなどがオム・ジョンファのリクエストに快諾し、楽曲を豊かに仕上げた。
オム・ジョンファは「結果的に私が一緒にとても仕事をしたかったアーティストたちとともに今回の新曲を作ることになり、改めてアーティストたちに感謝したい」と強調した。
このように多くの人に助けられて誕生した「Hop in」は、タイトルのように、ただ強烈で官能的なだけの曲ではない。
“コピーばかりするあの子は私を捕まえられない/追いついてもどれだけ耐えられるか”というような歌詞では、オム・ジョンファだけが持つことができる自信が垣間見え、“永遠なものはなくても、永遠な瞬間はある”、“生きることがそんなものだと/鉄壁ではない絶壁”という歌詞では、人生を客観かつ冷静に見る視線が感じられたりもする。
彼女は「今回の新曲はオム・ジョンファが話す希望についての楽曲」だとし、「この曲のメッセージのように皆が大変な今の状況でも、希望の気持ちだけは捨てないでほしい」と呼びかけた。
そして、「私にとって2020年はREFUND SISTERSを通じてとてもたくさんのプレゼントと応援をいただいた1年だった。とても感謝してうれしいだけに、今は私は『Hop in』を通じて皆さんにプレゼントを差し上げたい」と付け加えた。
甲状腺がんの闘病後、発声に困難をきたしていた彼女はユニット活動を行うために、ボーカルトレーニングを受けた。目を閉じて「できる」としきりに念を押していたオム・ジョンファの姿が電波に乗り、視聴者に感動を与えた。
過去に歌うことを恐れ、わけもなく身の縮む思いをしていたオム・ジョンファは、この番組を通じて大きな勇気を得ることになったと述べた。
彼女は「新曲を準備する過程でも、『私はできる』という勇気をずっともらっていた。難しくて怖く、つらいことだと、端から諦めていた気持ちが恥ずかしいと感じることもあった」と明かした。
1993年に1stアルバムでデビューしたオム・ジョンファは、「Poizon」、「Invitation」、「Rose of betrayal」、「Festival」など多くのヒット曲を出し90年代を代表するアイコンとなった。
出演したドラマや映画が好評を博し、女優としての地位を確立したが、安住することなくその後も“ダンス歌手”の活動を諦めなかった。
彼女は「ステージに立つことをとても愛しているので、今後もずっと絶えず歌っていく」と強調した。
そして「私が特別に他のアーティストより優れているとは思わない。いつも誠心誠意ステージを準備し、私が考えたコンセプトや楽曲を表現する方法を悩み、努力する部分をとても愛してくださるようだ」と述べつつ、「いつもこの次が、そして明日が期待される人だと記憶されたい」と語った。

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