映画『ミナリ』、「ミドルバーグ映画祭」で演技アンサンブル賞2冠に…「俳優&スタッフが一丸となった作品」

2021年02月02日

今年、アカデミー賞(オスカー)の有力候補作品に挙げられている映画『ミナリ』の俳優陣が、アメリカの映画祭で演技アンサンブル賞の2冠に輝いた。
2日、配給会社PANCINEMAによると映画に出演する“ミナリチーム”(スティーブ・ユアン、ハン・イェリ、ユン・ヨジョン、アラン・キム、ノエル・ケイト・チョー)が、昨年10月の「ニューメキシコ批評家協会賞」に続き、今年1月に「ミドルバーグ映画祭」で演技アンサンブル賞を受賞。
また「ゴールドリスト授賞式」では出演俳優全員が演技賞を受賞するなど、実際の家族を彷彿させる演技タッグでハリウッドから注目を浴びているとPANCINEMAは伝えた。
PANCINEMAは俳優陣がアメリカの田舎オクラホマのタルサ地域で撮影している間、同じ宿所で過ごし、撮影が終わった後にもまるで家族のようにひとつ屋根の下で暮らしながら映画に対して絶えず研究したと説明。
特に韓国語が苦手なスティーブ・ユアンがプレッシャーを感じるたびに、ユン・ヨジョンやハン・イェリがセリフを表現できるよう手助けし、韓国系アメリカ人のリー・アイザック・チョン監督も韓国語が上手ではないため、文語体になった部分は俳優陣が直々にアイデアや意見を出し、映画を完成させたと付け加えた。
俳優陣は今回の受賞に関連して「皆が一丸となって作った映画だ。アンサンブルだけはずば抜けていた」と感想を述べた。
『ミナリ』はリー・アイザック・チョン監督の自伝的経験を基に、1980年代のアーカンソー州に移住した韓国人家庭の物語を描いた作品で、これまでアメリカの映画協会など各種授賞式で60冠を獲得。
『ミナリ』は今月3日(現地時間)に発表される「ゴールデングローブ賞」の候補作品の中のひとつに挙げられている。
ただ作品賞ではなく、外国語映画賞候補に上がるだろうと外国メディアの報道が先立ち、人種差別をめぐる議論を招いている。外国語映画賞に分類されると作品賞を受賞できない。
「ゴールデングローブ賞」を主管するハリウッド外国人映画記者協会(The Hollywood Foreign Press Association、HFPA)は、セリフの50%以上が英語ではない場合、外国語映画に分類すると規定を設けている。『ミナリ』は作品で主に韓国語が使用されるが、俳優のブラッド・ピットが設立した映画会社「プランBエンターテインメント」が制作したアメリカ映画だ。
映画『ミナリ』は今年3月に韓国で公開される予定だ。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事