キム・ミョンス、ドラマ「暗行御史:朝鮮秘密捜査団」を終え「入隊前最後の作品、ずっと記憶に残るだろう」
2021年02月10日

「かっこいいのが罪なら、僕は死刑だ」と、人目をはばからず自分のルックスを褒め称える図々しさ、宮廷でトゥジョン(闘牋、花札の一種)に明け暮れ妓房に出入りする不良っぽさ、しかし送り出した初恋に対する傷を胸に抱く状元及第(科挙で首席合格)者というギャップまで。
月火ドラマ「暗行御史:朝鮮秘密捜査団(原題:암행어사: 조선비밀수사단、以下、暗行御史)」で、魅力あふれる暗行御史(朝鮮王朝時代に地方官僚たちの不正の監視などを行った国王直属の官吏)ソン・イギョムを演じた俳優キム・ミョンス(INFINITEのエル)に、最近インタビューを行った。
彼は「『暗行御史』は撮影の間ずっと楽しく撮影した作品で、入隊前の最後の作品なのでずっと記憶に残ると思う」とし、「視聴率も二桁を記録し幸せだ」と放送終了の感想を伝えた。
入隊前の作品に「暗行御史」を選んだ理由については、「正義を具現する“韓国版ヒーロー”の姿も魅力があったが、イギョムが最初からヒーローではなかったという点が気に入った」とし、「過去の傷に落ち込んでいたが、暗行御史として活動しながら自らその傷を克服し、成長していく点がよかった」と述べた。
5%の視聴率でスタートした「暗行御史」は、上昇を続け、10話で10%を突破した後、コツコツと二桁の視聴率をキープし人気を博した。
キム・ミョンスは「新型コロナウイルス感染症でつらい時期に、勧善懲悪を痛快に描き、慰めを届けたという反応が一番記憶に残っている」と明らかにした。
またドラマの人気の秘訣については、「視聴者の方々も物語が持つ力と、御史団3人組の愉快な相性に楽しさを感じたのではないかと思う」とし、「キャストたちととても息が合って、笑いをこらえきれずNGがたくさん出た」と述べた。
特に、イビョムの小間使いパク・チュンサムを演じた俳優イ・イギョンについては「アドリブで現場の雰囲気を盛り上げてくれた。おかげで僕もその流れに合わせて即興演技がたくさんできた」と感謝を表した。
一番記憶に残るシーンに、連続殺人事件の容疑者だった町の富豪の息子を釈放するしかなかった場面を挙げた。
彼は「その時、町のドリョン(お坊ちゃんの意味)に『死の前で両班(ヤンバン)と賎民は関係ない。大監の息子が寛大の民を見下し、その死を疎かにするのか』というセリフがあった。理由は分からないが、そのシーンとセリフが僕の心の中に深く刻まれた」と明かした。
ひときわアクションシーンが多かった今回の作品のために毎日アクションスクールやジムに通ったという彼は、撮影序盤に膝の負傷で2か月間治療を受けたりもした。
キム・ミョンスは「アクションシーンのために4、5か月間身体を作り、レッスンを受けたが、準備過程が少し大変だった。でも幸せで楽しく撮影したので、機会があればアクションが多い現代劇にも挑戦してみたい」と打ち明けた。
今月22日に海兵隊への入隊を控えた彼は、「日頃から海兵隊に対するよいイメージを持っており、志願した」とし、「入隊を前に心残りがないと言ったら嘘になるが、国民なら国防の義務を果たさなければならない」と、思いを明かした。
そして「軍隊に入隊すれば忘れられるというのは昔の話のようだ。特に心配はない。むしろ軍生活を通じて経験の幅を広げて、除隊後の活動に役立てようと思っている。誠実に軍服務を終え、今のように俳優として歌手として、一生懸命に活動し続ける」と語った。
