アカデミー期待作、映画『ミナリ』が韓国で公開
2021年03月04日

様々な海外映画祭で70以上の賞を受賞し、注目を集めている映画『ミナリ』が3日、韓国で公開された。
慣れない土地アメリカで、ひよこの鑑別士をしながら生計を立てていた“ジェイコブ”(スティーヴン・ユァン)と“モニカ”(ハン・イェリ)夫婦。
これまで貯めたお金で、自分の農場を作りたいという夫が買った家は、タイヤのついた古いコンテナだった。
「これが家だよ。僕たち、新たにスタートさせようって話しただろ。それがこれだよ」というジェイコブの説明にモニカは状況が理解できない。
ただでさえ、体が弱い幼い息子“デヴィッド”(アラン・キム)を心配していたモニカは、実家の母親をアメリカに連れてくる。こうして、祖母と孫の同居生活が始まる。
80年代、アメリカに移住した韓国人家族の物語を描くが、国籍を問わず誰でも共感できる家族の物語であると共に、親世代に捧げるメッセージでもある。
出演女優のハン・イェリは「私の母の話、父の話、祖母の話、そして反対に自分が母親になった時の感情まで。このような部分が、とても普遍的ながらもシンプルに描かれている」と語った。
最近では、ゴールデングローブ賞の最優秀外国語映画賞を受賞し、ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」のバトンを受け継いだ。
来月開催されるアカデミー賞での授賞も有力視されている。
