ドラマ「オー!サムグァンビラ」のナロ役チョン・ソンウ、「祖母の後押しで初めて週末ドラマに挑戦した」
2021年03月08日

「『オー!サムグァンビラ』は流れが早い今の時代で、しばし休んでいける、日常の郷愁が感じられる作品になればと思う。気楽な憩いの場のような感じのドラマとして世に残れば幸いだ」
今月7日に韓国での放送が終了した週末ドラマ「オー!サムグァンビラ」でファン・ナロ役を演じたチョン・ソンウが、最近インタビューを通じて終了への感想を伝えた。
彼が演じたファン・ナロは明るい笑顔と優しい性格、まじめな青年という仮面の裏に野望を秘めたまま生きている人物。
チョン・ソンウは自分の役柄を「痛みと欠乏が多い人物」だと定義した。
さらに「つらい傷を抱えているからといって、悪役が美化されてはいけないと思う。ナロがとっていた行動は罰を受けて当然だが、もしかしたらこの人物には心がこもった愛や反省の機会さえなかったのではと思った。人間に対する深い不信感で仮面を被り生きてきながらも、偽りのない心や愛を切に願っていたと考えながら演じた」と明かした。
しかしファン・ナロは、自分と同じ欠乏を持ったチョン・ソア(ハン・ボルム)に好意を抱き、真実の姿に変化していく。
彼は「ソアに自分と同じ欠乏があるのを見て、同質感を覚えたようだ」とし、「目的による出会いが本物の愛に変化していった」と考えを明らかにした。
ミュージカル俳優としてデビューし、約5年前から映画やドラマを通じて新しい演技に挑戦しているチョン・ソンウは、「いつも新しいことに大きな魅力を感じる」としながらも、「舞台演技は僕に息を吹き込み生かしてくれる酸素のような存在」だと、舞台に対する愛情を示した。
新鮮さを追及する彼に「オー!サムグァンビラ」はまた別の挑戦でもあった。
チョン・ソンウは「今回の作品を通じて週末ドラマという新しいジャンルに挑戦をしてみた。祖母たちから僕が週末ドラマに出るのをぜひ見てみたいと言われ、出演してみたいと思っていたが、よいオファーをいただき出演を決心することになった」と述べた。
ミニシリーズ「ビューティフル・マインド~愛が起こした奇跡~」(2016)や「ドラマスペシャル~あまりにも真昼の恋愛」(2018)などの作品で助演として活躍してきた彼は、週末ドラマが持つ違いとして“長いスパン”を挙げた。
彼は「週末ドラマはミニシリーズにすると3本分になる。長いスパンで進んでいきながら、新しいことを感じ多くを学んだ。おかげで演じる人物と、短い時間ではあるが一緒に人生を生きていく感じがした。もう少し経験を積んで、後でまた週末ドラマに挑戦してみたい」と明かした。
日頃からその場の雰囲気に合わせたり、熱しやすかったりというよりは、粘り強い性格の持ち主だという彼は、俳優としての目標についても「絶えずさまざまな姿をお見せすること」だと述べた。
そして「単純に休まず演技をするというよりは、一つ一つの作品を慎重に準備して、『さまざまな役柄が可能な魅力的な俳優なんだな』という評価をいただけたら幸いだ。いつも努力して謙遜の気持ちで作品に臨む俳優になっていきたい」と抱負を伝えた。
