今週、韓国で新作映画3本が公開…春の映画界を盛り上げるか

2021年04月01日

映画『王の男』で観客1000万人を動員したイ・ジュンイク監督が、今度はモノクロの時代劇で帰ってきた。
ソル・ギョング、ピョン・ヨハンのタッグにイ・ジョンウンの演技がプラスされ、今年の上半期の期待作に挙げられている。
その他2作品も公開され、春の映画界を盛り上げてくれそうだ。
■『茲山魚譜(原題:자산어보)』
監督:イ・ジュンイク
出演:ソル・ギョング、ピョン・ヨハン、イ・ジョンウン
キリスト教を信じたという理由で黒山島(フクサンド)へ島流しになった学者の“チョン・ヤクジョン” (ソル・ギョング)。
ここで、海の生き物に博識な“チャンデ” (ピョン・ヨハン)という青年に出会う。ヤクジョンは文を教える代わりに、チャンデからは魚について学び、本を書き始める。
この本が、まさに韓国初の魚類生態書となった「茲山魚譜」だ。
実際のチャンデという人物は、「茲山魚譜」の序文で短く言及されているが、監督はこれに想像を加え、その時代の風景と人物をリアルで魅力的なモノクロ映画として生き返らせた。
演出を務めたイ・ジュンイク監督は「そのシンプルさが与える明瞭さ、モノクロの効果は、自分が出会う世界に最も近づける媒体であり、方式だと思う」と説明した。
単に「茲山魚譜」の執筆過程だけを描いたのではなく、貧しい民衆が苦しんでいる時に、本当の知識人とは、政治とはどんな道を行かなければならないのかについての深い洞察を込めた。
約200年前の人物を、まさに目の前で生きているかのように表現した主演俳優たちの活躍はもちろん、その時代の民衆を代弁した助演イ・ジョンウンの演技が面白さと品格を加えた。
■誰もいない場所(原題:아무도 없는 곳)』
監督:キム・ジョングァン
出演:ヨン・ウジン、キム・サンホ、IU
7年ぶりに韓国に帰ってきた小説家の“チャンソク”(ヨン・ウジン)が、偶然出会った人々の話を聞きながら、様々な思いを巡らせていく物語。
彼らは、別れ、死、老いについての話を分かち合う。特別な映画的要素はなく、その会話自体が重なり、作品になる。
『最悪の一日(原題:최악의 하루)』、『The Table(原題:더 테이블)』など、ユニークな演出で注目されたキム・ジョングァン監督の新作。
■『あなたの4月(原題:당신의 사월)』
監督:チュ・ヒョンスク
出演:イ・ユギョン、チョ・スジン、パク・チョル
忘れることのできないその日、4月16日。セウォル号の惨事後を盛り込んだドキュメンタリー映画だ。
その日以来、平凡な人々の人生がどのように変わったのかを淡々と描いた。

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