Wanna One出身カン・ダニエル、新譜『YELLOW』で表現した不完全さ…「夜明けに書いた日記帳のようだ」
2021年04月14日

春のレンギョウがそうであるように、黄色といえば大抵は“かわいらしく明るい色”と思うだろう。
しかし歌手のカン・ダニエル(元Wanna One)は新しい解釈を送り出した。
「夜明けの街灯を見た時の色がいつも黄色だったことが記憶に残っている。僕には冷たい色、1人で考え事をする時間の色だと思う」
彼が13日にリリースしたニューアルバムのタイトルが『YELLOW』である理由がわかるようだ。
カン・ダニエルは同日、江南(カンナム)区のCGV清潭(チョンダム)シネシティで開かれた記者懇談会で、「二面性や矛盾のようなワードを楽曲で表現してみたら、どんな興味深い音楽ができるのかという思いがあった」とし、「夜明けに描いた日記帳のようなアルバム」だと説明した。
カン・ダニエルの3rdミニアルバム『YELLOW』は、青信号と赤信号の間でどう変わるか分からない不完全な状態を込めた。
昨年披露した『CYAN』や『MAGENTA』に続き、“color”シリーズの最後のアルバムだ。
彼は5曲全曲の作詞に参加し、本音を率直に打ち明けた。
暗闇や不完全さのようなテーマをつまびらかにするために、「食欲もなく、映画やドラマを観る時も否定的な考えをすることもあった」と彼は語った。
しかし「勇気を出すために時間も少し必要だったように思う。僕はいつも自分の話で作詞をしたいという欲があった」とし、「このようなテーマについて話すには今が一番ふさわしい時期であり、最もふさわしい年齢だと思った」とも力説した。
“三原色”シリーズを完成させながら、「最終的には僕自身の話ができるアーティストになりたかった」というカン・ダニエルは、「完成した作品を聞いた時、おのずと何か気持ちが晴れ晴れした。僕の作品に自ら懺悔をした感じ」だと述べた。
解毒剤を意味するタイトル曲「Antidote」は、これまでのK-POPであまり試みられたことがなかったオルタナティブR&Bジャンルで、ロックの要素も加味された。
カン・ダニエルの絶叫するような鋭いボーカルが特徴的だ。
彼は「心の病を外的な薬で治療できないように、実際に存在しないものを探し求める矛盾を描きたかった」とし、「普段から僕がレコーディングしていた楽曲のスタイルとは異なり、僕本来のボーカルに近く、シャープにレコーディングしようとした。実験的な挑戦が多かった」と説明した。
カン・ダニエルは2019年にパニック障害などを訴え、しばらく活動を中断して空白期を持った。
しかしその後、“color”シリーズを開始し、リアリティ番組に出演するなど、再び精力的に活動を開始した。
つらい時間、何が彼に“解毒剤”となってくれたのだろうか。
「一度も僕自身を振り返る時間がなかったが、しばらく休みながら初めてそんな時間を持つことになった。僕にとって解毒剤は僕と一緒に仕事をする人たちだった。事務所の方々やダンサーチームの仲間たちがいつもそばで応援してくれていたが、僕がそれを知らずにいた。僕がつらそうな時、マネージャーさんも毎日家に来て、一緒にご飯を食べてくれた」
大人気ラッパーのWonsteinがフィーチャリングした最後のトラック「Save U」は、ファンクラブの“DANITY”の立場になって、苦しんでいた自分に応援のメッセージを送った楽曲。
彼は「振り返ってみるとその時期に僕は自分自身を大事にしていなかった」とし、「ファンの立場で僕がダメになっていく時を見る心情がどんなものか考えてみた。愛を込めて話したかった」と伝えた。
ヒップホップグループBalming Tigerのオメガ・サピエン(Omega Sapien)がフィーチャリングした3トラック目の「Misunderstood」も目を引く。
カン・ダニエルは「『Antidote』より実験的なジャンルなので好みが分かれる楽曲だが、オメガ・サピエンさんがとてもクールなラップを披露してくださった」と紹介した。
今月歌謡界ではカン・ダニエルをはじめ、オーデション番組で結成したボーイズグループWanna One出身歌手たちのカムバックが相次いでいる。
キム・ジェファンやユン・ジソン、そしてイ・デフィやパク・ウジンが所属するAB6IX、ファン・ミンヒョンが所属するNU'ESTなどが同時期にカムバック活動をすることになった。
カン・ダニエルは「互いにシナジー効果が表れ、互いにもっと頑張るきっかけになれば」と期待を明かした。
ちょうどこの日、同じオーデション番組のシリーズで結成されたガールズグループI.O.Iのメンバーたちが来月再集結し、ライブ放送を行うというニュースも伝えられた。
彼はWanna Oneが完全体で集まることに対する質問には、「Wanna Oneは僕にとってもとても大切で良い思い出」だとし、「機会があればぜひ前向きに考える」と答えた。
