トロット歌手ホンジャ、新曲「Glass of Tears」発売「杯には喜怒哀楽がある、心を浄化させる歌になれば」
2021年04月30日

「お酒を一杯飲まなければと思わせるタイトルでしょう?この歌を聞くと本当にお酒を一杯飲みたくなると思う」
トロット歌手ホンジャはオーディション番組で“美(3位)”を手にし、長い無名生活を終え有名になった。彼女の感性表現はじっくり煮込んだコムタンのように味わい深いということで、“コムタンボイス”という代名詞を得た。
ホンジャの新曲「Glass of Tears」もあふれんばかりの切ない情緒を盛り込んだ。彼女は29日午後に開かれたオンライン記者懇談会で、「悲しい別れの感情を涙で満ちた杯で表現した物悲しい楽曲」だとし、「別れを経験なさった方は誰もが共感するだろう」と紹介した。
「Glass of Tears」はホンジャの2ndミニアルバム『Glass』のタイトル曲だ。1年7か月ぶりに新しくリリースしたアルバムで、所属事務所MYSTIC STORYに合流した後、初めて出す新譜ということで関心を集めている。
彼女は「ニューアルバム『Glass』は心を慰め浄化する力を盛り込んだアルバムだと言える。杯にはすべての喜怒哀楽が込められているように、今回のアルバムにもさまざまな感情を込めた」と説明した。
「Glass of Tears」は今回のアルバムにジャズアレンジバージョンでも収録された。ホンジャは「ジャズバージョンの『Glass of Tears』はLPで聞きたいという知人たちもいた」と紹介した。
リズミカルなトラック「No Matter」はホンジャの実兄が作詞・作曲を務め、ホンジャも自ら作曲に参加した。彼女は「(作曲を)半分ほど担当した」とし、「田んぼで働いていて走ってくる画を想像しながら歌を作った。それくらいノリがいい」と述べた。
彼女はこのようなタイトル(原題は“へっちゃら”を意味する「까딱없어요」)を付けることになった背景について、「兄はこれを見て父が口癖にしている言葉を思い出したそうだ」とし、「田舎に住んでいる父に『お父さん、元気にしている?』とメールを送ると、『へっちゃらさ~。うちの娘も元気だろ?』というふうに、いつも返事をくれる」と伝えた。
そして「誰もが心休まる日がない人生だと思う。杯のように多くの出来事を抱えている人生だから、どんなつらいことがあっても乗り越えたい」と明かした。
ホンジャが新たに移籍したMYSTIC STORYはユン・ジョンシン代表プロデューサーが率いる事務所で女性シンガーのジョンイン、ギタリストのチョ・ジョンチ、4人組バンドのLUCYなど個性豊かなミュージシャンたちが所属している。トロット歌手のホンジャの合流で、特色がさらに多彩になった。
ユン・ジョンシンからの影響に対する質問には、「幼い頃、ラジオでユン・ジョンシンプロデューサーの『The Day Long Ago』のような曲が流れるととてもうれしくて録音ボタンを押したりした」とし、「そんな歌を聞きながら育ったので影響がないわけがない」と答えた。
彼女は今回のアルバムについて、「“ミニアルバムなのに、色んな歌手の公演を見たようで胸がいっぱい”という言葉を聞きたい」とし、「様々なスタイルに挑戦しながら成熟するために努力した時間だった」と強調した。
「オーディション番組の後は皆さんに価値のあるステージをお見せする歌手になりたいと思った。まだスタートだと思っているので、スタートであるだけに遠くまで一緒に応援していただけたら嬉しい」
