N.Flying、デビュー6年目で1stアルバム『Man on the Moon』を発売…「不安を乗り越え月まで飛んでいく」

2021年06月08日

「N.Flyingを“とろけるように甘い感性的なバンド”として知られているが、実は僕たちは、あらゆる種類の服を着ることができる」(キム・ジェヒョン)
ボーイズバンドのN.Flyingがデビュー6年目にして初のフルアルバム『Man on the Moon』を7日にリリースした。彼らがタイトル曲として打ち出した「Moonshot」は、強いバンドサウンドが耳元を刺激する楽曲だ。
同日、ソウル広津(クァンジン)区のYES24 LIVE HALLで開かれたショーケースで、メンバーのイ・スンヒョプは「多少聞き慣れないかもしれないが、これまで収録曲としては強烈な楽曲が多かった」とし、「1stアルバムでもあるので、今回のタイトル曲は、バンドサウンドが強いナンバーに決めた」と説明した。
「『Moonshot』という言葉が“月探査ロケットの打ち上げ”という意味だった。まるで僕たちの歩みのようだと感じた。不安や緊張と戦いながら前に進み、月まで飛び上がるという抱負を盛り込んだ」
オルタナティブ・ロックジャンルのこのナンバーは、ギターやベース、ドラムなどメンバーたちのアンサンブルサウンドだけでなく、ユ・フェスンやイ・スンヒョプのボーカル力も際立つ。
優れた高音さばきや歌唱力を持つユ・フェスンが楽曲の展開をリードし、イ・スンヒョプのハスキーなボーカルがそれをしっかりと支える。
ユ・フェスンは「N.Flyingのボーカルとして、もう少し大衆が好むボーカルを出そうと努力した結果」だとし、「6年という時間にふさわしく、成長したのではないかと思う」と強調した。
これまでN.Flyingの楽曲は、リーダーのイ・スンヒョプが一手に作曲を引き受けてきたが、今回のアルバムでは他のメンバーたちも作詞・作曲に参加した。
チャ・フンは、「潜水別れ」(付き合っている相手が突然、音信普通になり、そのまま別れてしまうこと)された状況を想像しながら作った楽曲「Ask」を共同作詞し、ソ・ドンソンはどこかにひょいと旅立ちたい気持ちを盛り込んだ「Blue Scene」の作詞・作曲陣に名を連ねた。
過ぎ去ってからやっとその大切さに気付いたという内容を盛り込んだユ・フェスンの自作曲「Flashback」も収録された。
ソ・ドンソンは「今ちょうど作曲の勉強を始めたばかりで、グループでは“トンタンイ(뚱땅이、毎日ピアノをトンタン弾いていることから)”と呼ばれている」としながら、「今回のアルバムに僕が作業した楽曲を収録することになり信じられない」と感想を明かした。
この他にも新譜にはどんなに消そうとしても残っている痕跡についての楽曲「Undo」、初々しい恋を始める男女を描写した「You」、淡々と愛を終える「Fate」などさまざまなジャンルやメッセージを溶かした10曲が収録された。
イ・スンヒョプは「これまでに作った曲がたくさん集まったので、選び出すのが大変だった」とし、「それぞれの収録曲が持つメッセージでファンや大衆のつらい気持ちを解消できれば幸いだ」という願いを伝えた。
N.FlyingはFTISLANDやCNBLUEなど、多くの有名ボーイズバンドを育て上げたFNCエンターテインメント所属で、2015年にデビューしファンダムを築いた。特に2019年にリリースした「Rooftop」は発売数か月後にヒットし、“チャート逆走行”のアイコンとなった。
しかし、クォン・グァンジンのグループを脱退や、サポートメンバーのソ・ドンソンの正式な合流など、変化を経験したりもした。
キム・ジェヒョンは「メンバーたちが、今回のアルバムに真心を込めたということを知ったため、より集中して、一生懸命、完璧にやり遂げようと思った」と、グループに対する愛情を示した。
さらに「今回のフルアルバムで、僕たちは5人集まった時が最も強く、しっかり団結するということをお見せしたかった。“N.FlyingはN.Flyingだ”と思ってくださったなら、これ以上望むことはない」と語った。

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