コ・ドゥシム&チ・ヒョヌ主演映画『輝く瞬間』、ロケ地の済州で試写会…“世代を超えた愛”
2021年06月18日

済州(チェジュ)の海女を主人公にした映画『輝く瞬間(原題:빛나는 순간)』が、ロケ地となった済州で初の試写会を開催した。
済州出身の女優コ・ドゥシムが主演を務め話題を呼んでいるこの映画は、高齢の海女と若いドキュメンタリー監督が、傷を抱えながらも、互いに惹かれあいつらい気持ちを消していこうとする内容を盛り込んだ。
新型コロナウイルスにより冷え込んだこの時代に、我々がともに乗り越える世界は変わらずに美しいという励ましのメッセージを伝えている。
“ムルジル(海女が潜ること)”ひとつだけは誰にも負けないトップクラスの海女のジノク(コ・ドュシム)と、そんなジノクを取材しようとする若いドキュメンタリー監督ギョンフン(チ・ヒョヌ)。2人は次第に距離を縮めていく。
生涯海女として生き、愛を忘れて暮らしていたジノクとその感情を悟らせてくれたギョンフンの世代を超えた愛に観客は感動を覚えた。
試写会に足を運んだ女性は「生きていればタイトルのように“輝く瞬間”が訪れるような、そんな期待を抱かせてくれた」と感想を明かした。
制作陣が2か月間、済州に滞在しながらすべてのシーンを撮影し、出演陣のほとんどは済州島民だった。全国で公開する映画の初の試写会を済州で開いた理由だ。
済州出身で主人公のジノク役を演じた女優のコ・ドゥシムは、幼い頃の海女の記憶を思い浮かべながら、映画に対する格別な愛情を示した。
試写会で彼女は「海女たちが、あんなに強く頑張ってくださったその力があるからこそ、済州島が生き残ってきたのだという思いは常に胸にあった」と述べた。
年配の女性と若い男性の恋愛というやや見慣れないテーマを選んだソ・ジュンムン監督は、「愛は誰にでも平等な感情」だというメッセージを込めたと説明した。
そして「見慣れた愛の形に対しては『なぜ』という質問をぶつけない。特定の愛に理由をずっと望んでいる部分を僕は取り払いたかった」と意図を明かした。
済州を素材に済州で作られたこの映画は今月30日から韓国全域の映画館で上映される。
