T-ARA出身ウンジョン主演の映画『I Will, Song』、「歌と演技を同時に披露できて幸運」

2021年06月28日

傷ついた若者たちを癒す柔らかい感性の音楽映画が観客の元を訪ねる。
映画『I Will, Song(原題:아이윌 송)』は、歌を歌えなくなった無名歌手ムルギョル(T-ARA出身のハム・ウンジョン)が、あてもなく出かけた旅行で偶然、映画監督のパラム(キム・テヒョン)と出会い、お互いの傷を癒していく物語。
映画は他の青春映画と同じように、挫折し傷ついたキャラクターを前面に打ち出す。パラムだけでなく、ゲストハウスで出会った若者たちも、それぞれ傷を持ち失業者として不安な毎日を送っている。事故によりバレエを諦めなければならないバレリーナ、俳優志望生、パラムは視力を失っている。彼らの姿は、夢を追いかけたり、夢が何かを探していたりする若者たちの共感を呼ぶ。
ムルギョルを演じたガールズグループT-ARA出身の女優ハム・ウンジョンは、先週末にソウル・広津(クァンジン)区のロッテシネマ建大入口(コンデイック)店で開いた試写会直後の懇談会で、「大変なことを経験した人たちが人生を続けていく姿を温かく盛り込んだ」と映画を紹介した。
ハム・ウンジョンは映画の重要な要素である繊細なメロディーや感性的な歌詞の歌も直々に歌った。彼女の歌声で伝える歌詞は、壊れた心を温かく癒し、気丈に耐え抜くことができるよう励ましを与える。
彼女は「歌と演技が一緒にできる役にキャスティングされて感謝している。T-ARAとして歌う姿をたくさんお見せしてきたが、演技もやりたい私にとっては幸運な作品」だとし、「久しぶりに歌う姿をお見せできるので、ファンの皆さんにとってもステキなプレゼントになるだろう」と述べた。
映画は聴覚だけでなく視覚的にも癒しを届ける。慶尚北道・安東(キョンサンブクド·アンドン)を背景にしたこの作品は、紅葉が徐々に広がり始めた初秋の美しい風光をスクリーンに映し出す。ゲストハウスとなったひっそり静かな古家や、見晴らしの良い安東湖(アンドンホ)が広がる水上の橋、秋の日差しが降り注ぐ作家クォン・ジョンセンの生家、石垣の道などが心を安らかにさせる。
都心を離れた風景の中の若者たちはときめく感情から恋愛を始めたり、現実の壁にぶつかった道で新しい目的地を見出したりする。ムルギョルも愉快で明るいパラムの影響で痛みから徐々に抜け出し、家族の温かな励ましにより背負っていたプレッシャーから解放される。
イ・サンフン監督は「人々はつらい時や大変な時に、芸術的なものを見て癒しを得るが、監督として励ましを与えることが演出の最大の目的だった」と述べた。 『I Will, Song』は来月1日に韓国で公開され、上映時間は98分。12歳以上観覧可。

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