ポン・ジュノ監督、フランス・カンヌ映画祭の開幕を宣言…「映画は止まったことがない」

2021年07月07日

世界最大の映画祭である「カンヌ国際映画祭」が2年ぶりにフランスで幕を上げた。
映画『パラサイト 半地下の家族』で最高賞を受賞したポン・ジュノ監督がサプライズで登場し、俳優のソン・ガンホがコンペティション部門の審査委員として参加した。
ポン・ジュノ監督は「リュミエール兄弟によって映画が生み出されてから百数年間、地球上で映画が止まったことは一度もない」と開幕の挨拶を述べると、女優のジョディ・フォスター(Jodie Foster)らをステージの中央に呼び寄せ「第74回カンヌ映画祭の開幕を宣言します」と共に宣言。そして現地時間6日午後にカンヌ映画祭が開幕した。
ポン監督は2019年に映画『パラサイト 半地下の家族』でカンヌ映画祭の最高賞であるパルムドールを受賞。
開幕式のステージには、コンペティション部門の審査委員に選ばれた俳優のソン・ガンホも出席し、「今年も開催できないのではないかという気持ちがまずあった。(コロナによる)パンデミックがあまりにも脅威的だったので。ところがこうやって奇跡のように皆さんにごあいさつすることができ、光栄でうれしく思っている」との感想を述べた。
カンヌ映画祭は昨年、新型コロナウイルスの大流行により開催されなかったが、今年は2か月延期された末に開かれた。
非コンペティション部門にはハン・ジェリム監督の『非常宣言(原題:비상선언)』が、今年初めて新設されたカンヌ・プレミア部門には、ホン・サンス監督の『あなたの顔の前で(原題:당신 얼굴 앞에서)』が招待された。
そして俳優イ・ビョンホンが韓国俳優では初めて閉幕式のプレゼンターとしてステージに立つ。
しかし、ロックダウン(都市封鎖)緩和措置後に開かれたこの映画祭に、マスクを着用しない観客が大勢訪れ、ソーシャルディスタンスも保っていないことから、現場では懸念の声が出ている。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事