2AM チョン・ジヌン、映画『I Can Only See』でスクリーンデビュー…「演技への挑戦は始まったばかり」
2021年07月09日

「プレッシャーを感じながら、『僕はこれから演技をします』と大げさに知らせたくはない。きちんきちんと多様な姿をお見せしながら役者として近づいていきたい」
8日、映画公開を控えソウル・麻浦(マポ)区のカフェで会ったボーイズグループ2AMのメンバー兼俳優のチョン・ジヌンは、茶目っ気たっぷりの幼い表情で、今は“俳優”に重きを置いてアイデンティティを持っていきたいとし、演技に関する慎重な自分の考えを打ち明けた。
映画『I Can Only See』は、ずっと前に営業を中断し、廃屋となったホテルを背景にデビューを夢見る映画監督のチャングンと、彼の撮影を助けるために集まったスタッフと俳優たちが幽霊を目撃したことで繰り広げられるコミック・ホラー。
チョン・ジヌンは幽霊が現れた撮影現場で、なんとか映画を完成させようと孤軍奮闘するチャングン役を務めた。
映画は2008年に2AMとしてデビューしたチョン・ジヌンの軍隊除隊後初の活動であり、スクリーン主演作として注目を集めた。
青春音楽ドラマ「ドリームハイ2」(2012)で俳優活動を始めたチョン・ジヌンは、これまでさまざまな作品に出演してきたが、映画は今回が初めて。チョン・ジヌンは演技に対して、「今始まったばかり」だと述べた。
さらに「初めて演技をした時はセリフを覚えることに忙しかった。状況に合わせてセリフを変えることは想像もできず、アドリブもしたことがなかった。当時は(演技をすることが)面白いとは思えなかった。アイドルなら演技をしなければという時代の流れがあった時なので臨んでいた。今は演技をすることが楽しい」と付け加えた。
彼は「演技がパズルのようだ」とも述べた。
決められたパズルではなく、適当に絵が出てくるパズルをしている気分だと説明。
想像しながら楽しく撮影した場面が、編集を経て思った通りに仕上がっていると喜びが感じられ、撮影の数か月、自分ではない別の姿で生きてみる経験も興味深いと笑みを浮かべた。
軍隊に行く前から除隊後には本格的に演技をするつもりだったチョン・ジヌンは、『I Can Only See』の他にも昨年10月に除隊してから現在まで、映画3本の撮影を終えた。
アクション映画『Brother』やオカルト映画『Oh!My Ghost』、スリラー映画『Friendly Police』で彼は一風変わった魅力を披露する予定。
「作品ごとに少しずつ違う色を出そうと努力した」と予告した。
“強行軍”に近い撮影をこなしたのには、軍隊によるブランク期間に対する不安や演技への情熱が根底にあった。
チョン・ジヌンは軍隊でも米をほとんど口にせず、卵やさつまいもを食べながら体の管理をしたという。
除隊した時に「もっとカッコ良くなった」という話は聞けなくても、「そのまんまだ」と評価されてこそ、忘れられないような気がしたと気落ちしたように笑みを浮かべた。そんな彼にとって映画界に足を踏み入れた『I Can Only See』は意味深い作品であるように見えた。
チョン・ジヌンは「デビュー作なので、(2AMのデビュー曲である)『This Song』を初めて歌うようになったような感じ。でも2AMのデビューの時とは違った。歌手として活動してきたが、またデビューするのだから、自分の心を楽にするのも、欲を捨てるのも容易でなかった」とコメント。
さらに「歌手としてデビューした時は、どんな服を着て、どこに出かけようか、すべて誰かが話してくれて、(僕を歌手として)作り上げてくれたが、映画はシナリオを読んで“YES”か“NO”かを決めることから始まり、悩み続けなければならなかった」と説明した。
しばらく演技に専念したが、2AMの完全体としてのカムバックに対する前向きな展望も明かした。
前日の試写会にもメンバーが全員出席し、応援してくれたと固い友情も誇った。
チョン・ジヌンは「メンバー4人が深みのある、同じ気持ちで話し合いをしている」とし、「非常に前向きだ。できるだけ早く声を届けられるように準備している」とコメント。
さらに「僕が望む自分の姿は両方(音楽と演技)でいずれも尊敬されるアーティスト。僕の演技や音楽が好きだったり、嫌いだったりするかもしれないが、息絶える直前までやれたらステキだと思う。最後に拍手を受けながら旅立つのが目標」だと明かした。
