兄妹デュオAKMU、豪華アーティストとのコラボアルバムを発売…「20代の私たちを盛り込んだ」

2021年07月29日

「AKMU (楽童ミュージシャン)が、これからどのようなイメージを追求し、どのような音楽をしていくのかについて切り出したアルバムだと言える」
型破りな才能で人気を博した兄妹は今や、韓国音楽界を代表するアーティストらとのコラボレーションアルバムを出すミュージシャンにまで成長した。
兄妹デュオAKMUが今月26日、そうそうたるミュージシャンとコラボしたアルバム「NEXT EPISODE」で帰ってきた。
IU、イ・ソニ、 Zion.T、Beenzino、Jannabiのチェ・ジョンフン、Crush、サム・キムら、それぞれのジャンルを代表する豪華アーティストが全トラックに参加。
AKMUのイ・スヒョンは、オンラインの記者懇談会で「“アベンジャーズ”のように、韓国音楽界の第一線で活躍されている方々とコラボした」と紹介した。
作詞、作曲を担ってきたイ・チャンヒョクは「イ・スヒョンとイ・チャンヒョク、そして参加してくださったアーティスト。このように3人のイメージがそれぞれ自然に溶け込んだ」と説明。イ・スヒョンは「“推しメン”と“推しメン”が出会ったとよく言われた」と付け加えた。
「共同で作詞、作曲をしながら、多くのアーティストの方とコラボし、その方々の色を想像しながら歌を作る作業が面白かった。色々なボーカルを聴く楽しさがあると思うので、期待してほしい。以前、挑戦できなかった“レトロな感性”もたくさん入れてみた」(イ・チャンヒョク)
タイトル曲「NAKKA」にはIUが参加。音源強者と音源強者の出会いというわけだ。この楽曲は、「NEXT EPISODE」というアルバムの始まりでもある。
「本当に人気で、誰にでもメッセージをうまく伝えることができるアーティストとコラボしたら、多くの方に簡単にアプローチできるのではないかと考えた。また、IUとAKMUの組み合わせを待つファンの方も多かった。“今度こそ成果を出そう”という思いで連絡したところ、快諾してくださった。これがきっかけで、いっそコラボアルバムにしてみようとなった」(イ・スヒョン)
タイトルの「NAKKA/落下」が、墜落ではなく、飛翔になるのだという逆説的な発想が目を引く。
「私の手を握れば/空を飛べるくらい/それ以上を感じることができるよ」と“すべてが崖っぷち”という現実の前に立つ人に最後まで一緒にいるよと伝える歌詞は、悲しさと希望が交差する。
イ・チャンヒョクは「“落下”という言葉が与える雰囲気は、暗いかもしれないが、僕が作った意図自体は希望だ」と強調。再公開されて見た映画『グレイテスト・ショーマン』からインスピレーションを受けたという。
彼は「20代中盤になったAKMUのキャラクターや音楽的な部分を、どのようにすれば人々の期待に応えるようにお見せできるのか」と考えたとしながら、「この楽曲はそのような部分でピッタリな楽曲」とタイトル曲にした理由を説明した。
AKMUの2人とIUのボーカルが調和した部分も聴きどころだ。イ・スヒョンは「私にとってディレクティングをする兄は、誰よりも気難しい人なのにIUさんとレコーディングをした時は、“いいね”を連呼していた」と笑みを浮かべた。
「伝説」イ・ソンヒと呼吸を合わせた「Hey kid, Close your eyes」については、「(レコーディングをする)その場にいるだけでも、光栄だった」と振り返った。
大人と子どもが戦争みたいな現実について語らうような楽曲「Hey kid, Close your eyes」の歌詞には 「その時は誰もマスクを使わなかった...」といった一節もある。
イ・チャンヒョクは、“コロナがこのアルバムに与えた影響について”という問いに「実際に戦場では、マスクをつけなければならない状況なのではと考えた。このようなイメージを思い浮かべながら書いた歌詞」とし、「音楽を見れば、その時代を見ることができるというが、僕たちの音楽もそのような部分に貢献できたなら光栄だ」と答えた。
多くのアーティストがAKMUを求める理由についてイ・スヒョンは「兄妹デュオだからこそ様々な視線で歌うことができる」という点を、イ・チャンヒョクは「役割分担をうまくやっている点」をあげた。
アルバムのテーマ「超越自由」からは、成長していく彼らの主題意識を垣間見ることができる。たとえどん底にいたとしても、そこからは影響を受けない、真の内面の自由を意味するという説明だ。
「芽が出て木が育つように、僕たちの音楽という雨で、世の中を変えなければならないという大きな抱負が以前はあった。今は世の中の多彩な部分が調和すると、美しいのだということに気付いた」(イ・チャンヒョク)
「私たちは、これからも続けて歌う。“このように生きよう、こう考えてみよう”と提案するよりも“私たちはこうだった、私たちはこう思う”という私たちの話で励ましを与えることができればうれしい」(イ・スヒョン)

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