BTSのコンサートを夢見たダウン症の14歳少年…無料招待サプライズ

2021年11月26日

2年ぶりに開催されるボーイズグループBTS(防弾少年団)の対面コンサートに行くためアルバイトをしながらお金を貯めていたアメリカの発達障害の少年が、無料チケットをもらうことになった。
アメリカ・ロサンゼルス地域のテレビ局NBCLAが、ダウン症を患っている14歳のハリソンくんが、公演会場側からBTSのロサンゼルスコンサートの無料入場券をプレゼントされたと報じた。
カリフォルニア州ニューベリーパークに住んでいるハリソンくんは、ロサンゼルスでコンサートが開催されるニュースを聞き、ひとつの計画を立てた。コンサートチケットを購入するためにお金を稼ぐことにしたのだ。彼はほうきを持って出かけて近所の住民宅の玄関や庭などを掃除してお金を集めた。
そんな中、ハリソンくんのエピソードがオンラインの募金サイト「GoFundMe」に掲載された。彼がBTSの音楽に合わせてダンスをし、BTSの楽曲「Butter」のカバーが描かれた服を着てアルバイトをする姿も映像で公開された。130人を超える人々が募金に参加し、目標額886ドル(日本円で約10万円)をはるかに上回る3,500ドル(約41万円)以上が集まった。
しかしコンサートチケットは販売がオープンされるやいなや、瞬く間に完売した。ハリソンくんの努力と周りの応援が実を結ばなかったのだ。
残念な出来事は結局公演会場の運営陣にまで伝わった。公演会場の運営陣は彼に特別なVIPチケットをプレゼントすることに決めた。BTSのロサンゼルスコンサートが開かれるSoFiスタジアム側は、開場から100万番目のチケット販売を記念し、ハリソンくんを特別ゲストに選定。彼にBTSのコンサートチケットを無料で贈呈した。
BTSは今月27日と28日、来月1日と2日にロサンゼルスのSoFiスタジアムでコンサートを開くが、ハリソンくんは公演初日の27日に無料観覧することになった。
ハリソンくんはSoFiスタジアムの前で開かれた贈呈イベントに、BTSのメンバーJUNG KOOKの名前が書かれた服を着て登場し、家族と一緒に明るい笑顔を見せた。
ハリソンくんの母親は「BTSの公演を見るため、ハリソンは本当に一生懸命働いた。その話が広まって、素晴らしい愛をいただいた」と感謝の意を表した。

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