「第42回青龍映画賞」で『モガディシュ』&『茲山魚譜』が5冠を達成…コロナ禍でも劇場を活気づけた作品たち
2021年11月29日

映画『モガディシュ(原題:모가디슈)』が今年の青龍映画賞で主要部門を総なめにし、5冠に輝いた。
『モガディシュ』は26日、ソウル・永登浦区(ヨンドゥンポグ)のKBSホールで開かれた「第42回青龍映画賞」の授賞式で、最優秀作品賞をはじめ監督賞(リュ・スンワン)、男優助演賞(ホ・ジュノ)、美術賞(キム・ボムク)、最多観客賞(361万人)を受賞した。
『モガディシュ』の制作会社である「外柔内剛」のカン・ヘジョン代表は「社会的距離確保の第4段階にも関わらず、劇場に足を運んでくださり感謝申し上げる」とし、「お金や時間をかけてでも映画を観に行きたいと思っていただけるよう、もっと良い映画を作っていきたい」と感想を明らかにした。
カン代表の夫であり『モガディシュ』を演出したリュ監督も「第4段階の中で映画を公開することについて本当にとても悩んだ」とし、「多くの手間がかけられた映像やサウンドを観賞してくださった観客に感謝する。観客の皆さんは私の同志」だと述べた。リュ監督がこの映画祭で監督賞を受賞するのは『生き残るための3つの取引』、『ベテラン』に続き今回で3度目となる。
イ・ジュンイク監督の『茲山魚譜 チャサンオボ』も男優主演賞(ソル・ギョング)、脚本賞(キム・セギョム)、編集賞(キム・ジョンフン)、音楽賞(パン・ジュンソク)、撮影照明賞(イ・ウィテ、ユ・ヒョクジュン)の5部門でトロフィーを獲得した。
ソル・ギョングは受賞感想で「『茲山魚譜 チャサンオボ』が賞をいただけるとしたら、ピョン・ヨハンくんに受賞させてほしいという気持ちだった。ありがたくもあり申し訳ない」と、映画で共演したピョン・ヨハンに花を持たせた。
イ・スンウォン監督が演出した女性を題材にした映画『三姉妹』は女優主演賞(ムン・ソリ)と女優助演賞(キム・ソニョン)の2部門で受賞者が出た。
ムン・ソリは「我々の娘たちが暴力や嫌悪の時代を超えて堂々と気楽に笑いながら生きてほしいという気持ちを盛り込んだ映画。この世のすべての娘に、その気持ちが伝わることを願っている」とし、「ユン・ヨジョン先輩と(祝賀ステージをしたダンスチーム)Holybangなどステキなお姉さんたちがいるので、我が娘たちの未来は明るいのではないかと思っている」と述べた。
新人男優賞や新人女優賞は『NOT OUT(原題:낫아웃)』のチョン・ジェグァン、『Aloners(原題:혼자 사는 사람들)』のコン・スンヨンにそれぞれ与えられた。新人監督賞は『私が死んだ日(原題:내가 죽던 날)』を演出したパク・ジワン監督が受賞した。
以下、受賞リスト
▲ 最優秀作品賞 = 『モガディシュ』
▲ 男優主演賞 = ソル・ギョング(『茲山魚譜 チャサンオボ』)
▲ 女優演賞 = ムン・ソリ(『三姉妹』)
▲ 監督賞 = リュ・スンワン(『モガディシュ』)
▲ 男優助演賞 = ホ・ジュノ(『モガディシュ』)
▲ 女優助演賞 = キム・ソニョ(『三姉妹』)
▲ 新人男優賞 = チョン・ジェグァン(『NOT OUT』)
▲ 新人女優賞 = コン・スンヨン(『Aloners』)
▲ 新人監督賞 = パク・ジワン(『私が死んだ日』)
▲ 最多観客賞 = 『モガディシュ』
▲ 技術賞 = チョン・ソンジン、チョン・チョルミン(『スペース・スウィーパーズ』)
▲ 撮影照明賞 = イ・ウィテ、ユ・ヒョクジュン(『茲山魚譜 チャサンオボ』)
▲ 編集賞 = キム・ジョンフン(『茲山魚譜 チャサンオボ』)
▲ 音楽賞 = パン・ジュンソク(『茲山魚譜 チャサンオボ』)
▲ 美術賞 = キム・ボムク(『モガディシュ』)
▲ 脚本賞 = キム・セギョム(『茲山魚譜 チャサンオボ』)
▲ 清浄園人気スター賞 = ク・ギョファン、ソン・ジュンギ、ユナ(少女時代)、チョン・ヨビン
▲ 清浄園短編映画賞 = チェ・ミンヨン(『オートバイとハンバーガー(原題:오토바이와 햄버거)』)
