映画『警官の血』で刑事役のチョ・ジヌン…「目標に向かって突き進むところが似ていた」

2022年01月13日

出どころ不明の莫大な後援金で、高級ヴィラ、高級スーツ、外車をほしいままにする刑事がいる。
1%の上流階級の人々を相手にする麻薬犯罪において、秀でた検挙率をあげる広域捜査隊班長“パク・カンユン”。彼は自身の豪華な生活を、貴族を捕まえるために貴族の中に入る“手段”だと正当化する。「犯罪追跡は、どんな場合も違法になることはない」という主張だ。
映画『警官の血 (原題:경관의 피)」(監督イ・ギュマン)で刑事パク・カンユンを演じたチョ・ジヌンは、オンラインで応じたインタビューで、働き方のスタイルとしては、自分とパク・カンユンには似た部分があるとした。
「僕の演技スタイルは、パク・カンユンに似ていると思う。欲しいものがあると、そこに到達するまでは気が立っていて、目標達成のためには過酷なほどやる面がある」
凶悪犯罪や女性・子どもを対象とした犯罪など、実際の事件に関連して「犯人を検挙できなければ、また別の犯罪が起こるかもしれない」、「犯罪を防止するためには何としてでも犯人を捕まえるのが優先だと思う」という考えを明かした。
今まで担ってきた役の中で、最も衣装と小道具が高級だったことについては「僕がこんなことをしてもいいのかなとも思った」と笑った。
「本当に似合わなかった。普段はラフなスタイルが好きで、かしこまった場でなければスーツを着ることもあまりない。最初はちょっと合わないと思ったが、周りがカッコいいと言ってくださった。そのおかげで少しずつ慣れていったが、慣れた頃には撮影が終わっていた」
チョ・ジヌンは「監督がシナリオを送ってくださることになっていたが、その翌日に電話で“完璧ではないので、もう少し修正したら送る”と言われた。それからそのシナリオをもらうのに数カ月かかった」とし「膨大な量の原作小説をインパクトがありながらもユニークに作ってくださった。スタイリッシュだが密度のある興味深い作業だった」と語った。
「誰かがアンダーカバーに入っている状況で、だまし、だまされるというのが作品自体のプロット。そういった構造の物語をどのように、うまく作っていくのか非常に悩み、絶えず話し合った」
自身が演じたパク・カンユンについて「最初に登場した時は“ヴィランか?”と感じるほど怪しいキャラクターだった」と語った。
「映画『最後まで行く』に登場する正体不明の目撃者“チャンミン”役は、唐突なイメージを受けた。前段もなければ、紹介もない。突然出てきたキャラクターで、“これは何?”というのが魅力的だった。早く現場に行って挑戦してみたいという感じだった。そんな部分ではパク・カンユンも引けを取らなかった。“刑事ってこんな感じなの?”、“早く現場に行かなきゃ”と思った」
自身が演出を務め、昨年、海外の映画祭にも招待された短編映画『RYUK-SA: A TEASER (原題:력사:예고편)』の本編に当たる長編作の作業も続けている。
海外進出の計画は「全くない」と断固として答えた彼は、韓国コンテンツに対する自負心を持って活動をしていきたいという抱負を明かした。
「僕たちの先輩が作ってきた韓国コンテンツのレベルはもともと高かったと思う。ハリウッド映画の中には“あんなに観客が入るほど (面白い)か?”と疑問がわく作品も多かった。今、ハリウッドでは韓国作品をリメイクしようとする動きも見えるが、それは当然の結果だと思う。だから僕もそれに応じて、いかなる作業をしようとも、今までやってきたスタイルを崩さないようにしようと思う。僕がそこで調和を成すことができれば、本当にうれしいことだ。また、クオリティを落とさないことも、もう一つの使命になった」

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