「1泊2日」のパン・グリPD、「単純な“ゲームショー”を超え、風景や食べ物を紹介したい」
2022年03月02日

KBSの看板バラエティ「1泊2日 シーズン4」が逆風を乗り越え、前進している。
「1泊2日 シーズン4」は、キム・ソンホの降板により昨年10月からヨン・ジョンフン、キム・ジョンミン(KOYOTE)、ムン・セユン、DinDin、ラビ(VIXX)の5人体制で行ってきた。しかし最近、新メンバーのナ・イヌを迎え、再び6人体制となった。
2019年12月から演出を担当し、シーズン4を安定的に率いてきたと評価されるパン・グリプロデューサーは、このような危機の中でも素早くチームを再構成し、「1泊2日」の陣頭指揮をとっている。
最近、インタビューに応じたパン・グリプロデューサーは、ナ・イヌの合流により「1泊2日」が新たな活力を見出したと前向きな評価を出した。
実際にナ・イヌが合流した初めての放送である112回の視聴率は12.8%で最高値を記録した。113回は15.6%まで上昇したが、116回では11.5%に下落。しかし「1泊2日」は全般的に10%を上回る視聴率をキープしている。
パンプロデューサーは「既存のメンバーの関係が2年間できちんと築かれ、物語を作っていたとするなら、これからは、イヌさんの合流により、関係が多様に変化しながら新しい物語が作られていくと思う」とし、「ナ・イヌというキャラクターが与える新鮮さや既存のメンバーが見せる姿が、以前とはまた異なる面白さを与えてくれると思う」と述べた。
実際にパンプロデューサーがシーズン4を演出しながら乗り越えなければならない大きな山は、新型コロナウイルスだった。全国津々浦々を回りながら出会う市民たちとコミュニケーションを図るバラエティにとっては、制約が伴わざるをえなかった。
パンプロデューサーは「市民たちとアポなしで出会い、生きた話を聞き、その姿を盛り込んで、楽しくゲームもしながら旅行をしたかったが、それがコロナのために実現できずとても残念だった」と伝えた。
さらに「状況がこんなふうなので、構造的にメンバー同士で団結せざるを得ない閉鎖的な雰囲気になった。しかし、そのおかげでメンバー間の絆が急速に深まり、固くなった部分もある」とし、メンバーがお互いのことを好きで、頼りにする関係性がシーズン4の全般的な雰囲気を作っていくと思う」と述べた。
パンプロデューサーが「1泊2日」の演出を担当することになった当時は、長期間の番組中断が明けて、新しいシーズンを披露しなければいけない時だった。女性演出者が初めてメインプロデューサーになったという点からも、大々的な変化が予想されたりした。
しかし、パンプロデューサーは罰ゲームの“カナリカーノ(アメリカーノにイカナゴのエキスを混ぜたもの)”を飲むことや運試しゲームなど既存の形式を維持しながら、新しいメンバーの組み合わせが与える新鮮さで番組を作り上げた。
ゲーム中心の番組進行にうんざりするという反応も出たが、パンプロデューサーは「ゲームが番組の重要な軸であるのは事実だが、『1泊2日』は単純なゲームショーではないと思う」と述べた。
さらに「シーズンごとに、追及し強調する部分が少しずつ違った」とし、「私はシーズンの初めから旅行をたくさん強調したかったので、きれいな風景や地域の見どころや食べ物を一生懸命紹介しようと努力している」と付け加えた。
パンプロデューサーは「1泊2日」が長寿番組として愛される理由に、「世代をあわせる気楽な笑い」を挙げた。
彼女は「旅行や食べ物などを素材にした番組の大きな枠は共感を引き出し、メンバー間の絆は楽しさを与える」と説明した。これはパンプロデューサーが今後、他のバラエティを演出することになったとしても、持っていきたい部分だと述べた。
さらに「『1泊2日』はファミリーシップがとても強いバラエティ。まったくお互いを知らなかったメンバーがどんどん絆を深めていく姿を見守ること自体が、非常に面白く幸せなことだから。機会があれば『1泊2日』のように関係性が際立つバラエティを作りたい」と明かした。
