BTS、2年半ぶりの韓国対面公演開催…「864日待った」パンデミックを破り蚕室を覆った紫色の波

2022年03月11日

「いかなる危機が訪れても僕たちは方法を見つけた。そしてここに僕たちが再び会い一緒にいる。次のステージに行ってみましょうか?」(RM)
ボーイズグループBTS (防弾少年団)が10日、ソウル・松坡 (ソンパ)区 蚕室 (チャムシル)総合運動場の主競技場で、「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - SEOUL」公演の幕を上げた。
2019年10月に蚕室主競技場で開かれたワールドツアー公演以来、約2年半ぶりに韓国のファンと会った。パンデミックの状況で続いた864日間の待望がついに身を結んだ瞬間だった。
紫色の波がうねる祭りの始まりは「ON」だった。
7人のメンバーがキレのあるダンスを披露し、観客を圧倒すると公演会場には拍手の音がいっぱいに満ちた。熱く盛り上がったコンサートの雰囲気は「FIRE」や「DOPE」に続いた。
メンバーが「リズムに乗る準備ができた?」と言葉をかけるとARMYはペンライトを高く振って応えた。英語の“T”の字の形に作られたステージを自由に走り回るメンバーたちは、長い間の渇きを存分に解消するようだった。
リーダーのRMは「ついにまた会った」とし、「皆さんが客席にいることだけでも多くの事が変わったという思いになる。僕たちがいつ拍手だけで行うコンサートができるだろうか。歴史に残るコンサートになるだろう」と述べた。
SUGAは「歓声を上げることができず残念な点もあるだろうが、僕たちが2年半ぶりにこうして一緒にいるということが重要なのではないか」とし、「今、この瞬間を僕たちも待ちわびたしワクワクしている。僕たち、一緒に楽しもう」と声を高めた。
公演に先立ち「すべてを注ぐ」と誓ったBTSは、コンサートの間ずっと玉のような汗を流しながら渾身の力を振り絞った。
JUNG KOOKはファンに「本当に会いたかった。じっとしていれば寒いはずなのに、最大限一生懸命頑張る」とし、「ただひとつの後悔も残らないようすべてを注ぐので、最後まで楽しんでほしい」と述べた。
約1万5千人の観客は紙のクラッパー (応援道具)で熱い歓声の代わりとした。
歌詞に合わせてファンが「パチパチ」と出す音は公演会場の向こうまで響き渡った。J-HOPEは「ARMY (BTSのファン)のエネルギーが必要なようだ」と手でクラッパーを振るようなジェスチャーをし、リアクションも誘導した。
JINは「ARMYも伝えたいことがたくさんあると思うが、十分にその気持ちが伝わるので最後まで見守ってほしい」と、オンラインで公演を見るファンにも「同じ気持ちで後悔なく楽しんでほしい」と述べた。
BTSは約20曲を歌う間、さまざまなステージを披露しファンの視線を釘付けにした。
ステージ前面に設置された大型LEDがメンバーの姿を鮮やかに映し出し、楽曲の雰囲気によって多彩に変化した。メンバーたちはトロッコに乗り、公演会場を駆け回りながら一歩さらに近づいて観客とともに呼吸した。
公演が大詰めを迎えると、ファンは白いペンライトでウェーブを作り祭りを楽しんだ。「この2年半もの間待っていた」というSUGAの言葉のように観客席の明かりは色とりどりに輝いた。
2時間30分以上続いた祭りは「Permission to Dance」で幕を下ろした。
BTSは一日も早く公演会場を埋め尽くすファンの歓声を聞くことができればと願った。
Vは「2年半ぶりのコンサートなので本当に期待をたくさんして、楽しく遊ぼうと思ったがどうだった?」とし、「次は必ずARMYの声を聞ける時が来ればと思う」と述べた。
RMは「後日こんなコンサートもあったと話しながら最高の“おつまみ”をくれる歴史的な公演に感謝する」とし、「もっといい姿で、スタンディングできて歓声をあげたり、会うその日までバテることなく待つ」と約束した。
新型コロナウイルス感染拡大後、最大規模で開かれた公演であるだけに、同日の公演会場の随所には感染予防のために安全に気を使った姿がうかがわれた。
全体の入場人員の5%レベル (約750人)に達する防疫管理要員は観客席を行き来しながら、「歓声を控えてほしい」と案内した。公演が終わった後には区域別に分けて順次退場するようにした。
BTSの今回のコンサートは一日休んだ後、12日と13日に続く。
12日の公演は映画館で公演を観覧できる“ライブビューイング”を通じて、全世界に生中継され、最終日の13日にはオフライン公演とともにオンラインのライブストリーミングが同時に行われる。

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