KBS・TVシネマ「サイレン」、Stockholm Film&TV Festivalで受賞
2022年03月17日

KBS「ドラマスペシャル2021」のTVシネマ「サイレン (原題:사이렌)」(演出/アン・ジュンヨン、脚本/コ・ウジン)が、Stockholm Film&TV Festivalで長編映画部門の大賞を受賞した。
TVシネマ「サイレン (原題:사이렌)」は、騒音公害を処理する仮装施設「NAUTIC WAVE」の職員の自殺を受け、後任として来た“俗物”的な会社員が、村と会社をめぐる疑惑を探り、明らかになっていく衝撃的な真実を描いたSFミステリースリラードラマだ。
昨年11月にKBS 2TVで放送された同作品は、本放送の2週間前に韓国の動画配信サービスwavveで先行公開され、江陵 (カンヌン) 国際映画祭でもワールドプレミアとして上映された。
騒音公害という独特な素材、小さな村で繰り広げられる尋常ではないトラブルと状況を奇妙に組み合わせた作品として注目された。
審査委員は、「不可解な死にまつわる巨大企業の陰謀を丁寧に解き明かしたプロットが際立っており、隠そうとするほど露わになる人間の欲望と復讐心をドラマチックに描き出したクライマックスが印象的だ」と評価した。
アン・ジュンヨン監督は「ドラマの演出しかやったことがなく、初めて作った長編映画で受賞することができて、この上なくうれしい。コロナ禍と低予算という二重苦の中でも最善を尽くしてくれたスタッフと俳優にこの栄光を返したい」と明かした。さらに、「KBSのドラマプロデューサーらがグローバル舞台でも好評を得られるようなコンテンツを、今後も披露していくので期待してほしい」と伝えた。
Stockholm Film&TV Festivalは、地域やプラットフォームを区別せず、世界中の映像コンテンツ制作者をサポートしようという趣旨で創設された映画祭だ。このフェスティバルでなければ、なかなか見ることのできない優秀なグローバルコンテンツを広報することによってサポートし、現地の映画・ドラマファンには様々な作品の観覧機会を提供している。
