ホン・サンス監督のベルリン国際映画祭受賞作『小説家の映画』、来月21日に韓国で公開
2022年03月30日

ベルリン国際映画祭の銀熊賞(審査員大賞)の受賞作でホン・サンス監督がメガホンを取った『小説家の映画(原題:소설가의 영화)』が来月、韓国の劇場で上映される。
配給会社のJeonwonsaは29日、『小説家の映画』が来月21日に公開されると明らかにした。
ホン監督の27作目の長編映画であるこの作品は、2021年3月から2週間、韓国で撮影が行われたモノクロ映画だ。
小説家“ジュンヒ”が、行方をくらました後輩の本屋へと向かう中で、一人タワーに上ったり、映画監督夫婦や女優“キルス”に会ったりする物語。ジュンヒがキルスに一緒に映画を作りたいと言いながらストーリーが展開していく。
『あなたの顔の前で(仮題)』(2020)でホン監督とタッグを組んでいた中堅俳優のイ・ヘヨンがジュンヒ役を、ホン監督の恋人であり彼の作品『夜の浜辺でひとり』(2016)でベルリン映画祭の女優主演賞を受賞したキム・ミニがキルス役を務めた。
これに先立ち2月、「第72回ベルリン国際映画祭」で上映された『小説家の映画』は、2位にあたる銀熊賞の審査員大賞を受賞した。
当時、審査員から「時空間を極限まで追い込むことで時間は空間になり、空間は世界になる」、「物質的にだけ膨張した暗い社会で、我々はこの映画によって価値観を変えることができる勇気を得た」と評価された。
