カン・ダニエル、歌手人生初のフルアルバム『THE STORY』リリース…「明るいテンポの楽曲が似合うらしい」
2022年05月25日

「アルバム『MAGENTA』(2020)を終わらせてから、フルアルバムの準備に取り掛かった。その頃、個人的に感じたことを整理し始めた。フルアルバムは歌手として出したかった“ロマン”のようなアルバムなので意味深い」
歌手カン・ダニエル(Wanna One出身)が24日、初のフルアルバム『THE STORY』を引っさげ、ファンの元に帰ってきた。
カン・ダニエルは同日午前、ソウル・江南(カンナム)区で開かれた記者懇談会で、「今回のアルバムは、僕がこれまでの自分の色を探していく過程を、自ら表現したアルバム」だとし、「聴いた時に癒されるような音楽をやりたかった」と述べた。
2017年8月にグループWanna One として、2019年7月にミニアルバム『color on me』でソロとしてデビューした彼が、歌謡界に第一歩を踏み入れてから4年9カ月目、ソロとなってからは2年10カ月目に出す初のアルバムだ。
カン・ダニエルは「昨年のアルバム『Yellow』は、内面のダークな部分について率直に話す楽曲を盛り込んだので、活動時はつらかった」とし、「僕が楽しく、何も考えずにパフォーマンスをしていた曲は何だったのか振り返ってみると、2020年の『2U』だった」と述べた。
さらに「スタッフやダンサーのヒョン(年上男性を呼ぶ言葉)たちも『こんな明るいテンポの楽曲こそ、君にぴったりだ』と言った」とし、「これが一番僕らしい率直な魅力であり、音楽的な個性なのではないかと思う」と説明した。
それとともに「僕を応援し、愛してくれるファンや、音楽を聴いてくれるリスナーがいると思うだけで、ひるまずカッコよく準備することができた」と付け加えた。
今回のフルアルバムにはタイトル曲「Upside Down」をはじめ、女性ボーカリストJessiがフィーチャリングした「Don't Tell」やシンガーソングライターのChancellorが協力した「Mad」など計10曲がぎっしりと収められた。
タイトル曲「Upside Down」は、軽快なリズムの明るい楽曲で、カン・ダニエルが醸し出す独特の前向きなエネルギーが極限に生かされている。
彼は、「『Upside Down』は本当に聴きやすいミディアムテンポのナンバーで、ドライブにピッタリだ」、「僕が自負する僕だけのカラーを加えた」と紹介した。
それとともに「何をしてもうまくいかない、そんな日があるのでは」とし、「そんな日には、かわいく一からやりなおしてみようと表現した楽曲。僕は、うまくいかない日は本当にダメで、ただ諦める」と述べながら笑った。
カン・ダニエルは、この楽曲を通じて久しぶりに“封印”していたブレイクダンスを披露した。彼がブレイクダンスをやるのは、彼をスターダムにのし上げた2017年のオーディション番組以来だという。
カン・ダニエルは「オーディション番組が終わってから、一度もブレイクダンスを練習しておらず、本当に大変だった」としながらも、「音楽番組のステージでも久しぶりにお見せできると思う」と明かした。
さらに「ブレイクダンスをしなくなった理由は、たくさんケガをしたため」とし、「あざもできて、体に跡も残っているが、ファンが喜んでくれるので、僕のほうこそ胸がいっぱいになった」と付け加えた。
2019年のソロデビュー以降、カン・ダニエルは歌謡界と放送界を行き来しながら精力的に活動してきた。自ら見つめるこの3年間はどうだったのだろうか。
彼は「この3年は、本当に一生懸命活動した」とし、「僕がソロ歌手として何をお見せしたいか、苦悩した末に“Color3部作”を準備した」と述べた。
ソロデビュー作である『color on me』は、難しい状況で自分は元気にやっているということを、早くファンに伝えようと、急いで作った点が、多少心残りだと述べた。その後のCYAN』(2020)は清涼なポップアルバム、『MAGENTA』はラテンミュージックに近いアルバム、『Yellow』は個人的に大変だった時間を作品として作りあげたアルバムだと紹介した。
カン・ダニエルは「本当にデビューしたかったし、ステージに立ちたかったし、たくさんの方々に僕の歌を聴かせたかった」とし、「K-POPが世界的にとても有名になっている時に、僕が一緒に活動し楽曲をだすことができるというのが、とてもうれしい。僕も活動しながらいつも、同僚や先輩方から多くのことを学んでいる」と述べた。
さらに「この3年間、多くの出来事があり、文句なしに幸せだったというわけではないが、本当に誇りを感じた」と強調した。
カン・ダニエルはこの日、ソロ歌手として大衆性とアーティストの独創性の間にあるギャップについて悩んでいると明かした。
カン・ダニエルは「すべての歌手の方々が、このような悩みを持っているようだ」とし、「ダンスをやっていたからなのか、僕のもう一つの表現方法だと思っているからなのか分からないが、パフォーマンスを諦めたくない」と述べた。
さらに「難しいながらも当然の話という点で、矛盾しているように聞こえるかもしれないが、良い曲をたくさん出す歌手になりたい」と話した。
彼は昨年、空前のヒットとなったダンスサバイバル番組の進行を務め、MCとしても活躍した。番組がヒットしながら、意外な問題で困難を経験したりもしたという。
「すべての方がそうだと言うわけではないが、僕は釜山(プサン)の人間なので、 “ㅅ(シオッ、ハングルの子音)”の発音がとても難しかった。徐々に進行にも慣れていった。今回のシーズンもまた呼んでくださったら幸いだ(笑)」
